フジテレビは持分法適用会社となるか? | 田舎で暮らす公認会計士のBlog(田舎暮らし編)

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ライブドアによるニッポン放送の子会社化が決着したようですね。

ライブドアは9月決算ですので、とりあえずは17年3月中間期でニッポン放送分はB/Sのみの連結となりそうです。ニッポン放送の損益がライブドアに反映されるのは4月以降、9月決算からとなりそうです。

そこで気になるのが、ライブドアはフジテレビを持分法適用会社とすることが出来るか?という点です。

ニッポン放送が所有しているフジテレビ株は22.5%あり、普通に考えると持分法適用会社となりそうです。フジテレビ単体の税引き後利益は245億円あるので、仮に持分法適用会社とすると、持分法投資損益として利益が27億円(245億円×50%×22.5%)計上されることになるのです。ライブドアの連結利益が35億円であることを考えると無視できませんよね。

フジテレビはニッポン放送株を25%超保有しているため、商法に規定によりニッポン放送の議決権が消滅していることを素直に解釈すれば持分法の適用は無いように思えます。

しかし、ニッポン放送はフジテレビの発行済み株式総数の8・63%を大和証券SMBCに、残りの13・88%をSBIに貸したことで、議決権も同時に移っています。
ということは大和やSBIがライブドアから見て緊密なものとみなされるかどうかで結論が異なりそうです。

大和が緊密なものとみなされるとフジテレビは持分法適用会社、そうでなければ関係会社として取り扱われずに、その他有価証券となるのでしょうね、たぶん^_^;。そうなればライブドアにおけるフジテレビ株の連結上の取り扱いは株式市場での時価評価ということになります。

ただ、今回の貸し株は、ライブドアの影響力がフジテレビに及ばないようにフジ側が仕掛けたものなので、当然緊密なものには該当しない、すなわち持分法適用しないというのが有力でしょう。

また、フジテレビが持分法適用会社となるかならないかで連結調整勘定の金額も大きく異なってきそうです。

今決算においてはニッポン放送の連結決算上どう取り扱われるかも気になるところでしょう。大和・SBI側がニッポン放送の取締役の意思に従うということになると、ニッポン放送はフジを持分法適用、ライブドアは非適用(その他有価証券)なんてこともありえるかも知れません。

うーん。なんか変な感じ。この辺は今後も注目していきたいです。

今後は決算もあるので会計的な処理も話題に上がりそうですね。

いつまでも目が離せない、ニッポン放送問題なのでありました。