ある日…
「⚫︎⚫︎さんって、いつもポジティヴですよねぇ。」
「まぁ、仕事をしている時はそうさ。みんなそうなんじゃないのかな?」
「もう、私なんて水曜日にはヘトヘトで考え方もネガティヴになっちゃいますよ。
まずは、体力を付けた方が良いかもしれません。」
「違いない。
一つ手前の駅で降りて歩いたら?或いはジムも良いよ。ジムで一風呂浴びて帰るのは、気分的にとても贅沢だよ。ビールがこれ以上なく美味いしな。」
「う〜ん、歩くことから始めてみようかと思います。ジムは通わなくなってしまいそうで…。
以前、ヨガを試してみたんですけど、3週間しか通えませんでした(笑)。
⚫︎⚫︎さんは、他に何か心掛けておられます?」
「そうだなぁ、推察するに、他人との競争に疲れているのかな?他人との競争って、他人との比較を前提に成り立っていると思うんだけど、
他人との比較から解放されるためには、良い対処法があるよ。内面に向かう方法というか。」
「また、座禅を組め!ですか?」
「いやいや、禅は全然お勧めだけど、
大谷翔平とか藤井聡太とか、この世には信じられないHEROがいるだろう?
遥か遠くの存在、それがHEROで、遠くから応援するものだと我々は考えがちだけど、
外にHEROを求めるんじゃなくてな、自分の内なるHEROを応援することを意識すると良いよ。内なるHERO。」
「えぇっ?内なるHEROですかぁ?何のことやら…。教えてください。」
「おぉ、素直に知らないことは知らないって言える君の感性は素敵だな。
うん、実はHEROって4つの要素の頭文字なんだけど、
第一に、Hope、希望を持つこと。目標を立てて、これに向けて前進する力。
第二に、Efficacy、自己効力感、つまり自信を持つこと。私ならできるっていう状態かな。
第三に、Resilience、回復力。困難な問題に直面した時に、平静に柔軟に対応して問題を解決する力のことだ。失敗してもめげないことかな。
第四に、Optimism、楽観性。自分に自信を持って、前向きに現状を把握する力だ。なんとかなるさぁってな。
この4つの力を心理的資本っていうんだけど、私はいつもこの自分の心理的資本、つまりHEROを意識的に、応援しているんだ。
内なるHEROを作り、育てることが大事かなぁなんてな。
何だか、ポカンとしているから、明日にでも私が勉強した本を持ってくるよ。まぁ、読んでみ給えよ。
偉そうに言ってるけど、私も、自主的に参加している勉強会で賢い人から学んだことなんだ。」
「へぇぇ、興味深いですね。」
「セミナーとか研修で学ばなかったかなぁ?」
「もちろん、そんなの忘れましたよぉ!!!
でも、何だか、その端緒についてお話を伺っただけで、少し賢くなったような気がします(笑)。
Hope、Efficacy、Resilience、Optimismですかぁ。お持ちの本、是非読ませてください。」
「喜んで!」
「わぁ、楽しみに待ってますね。少しだけ元気が出てきました♬」
少し元気がないメンバーを見掛けたら、元気付けることも私の仕事です。少なくとも、私個人はそう思っています。
「気合いを入れろ!根性だ!俺が若い頃はこうやってた!」
「君は、だからダメなんだよ。いいから、俺の言う通りにやってみろ!!!」
そういう何の足しにもならない脳みそ筋肉なアドバイスって、今でも生き残ってますよねぇ百害あって一利なしの典型です。
かつての日本では、それで他人は動いたらしいですが、本当は、そんなことで人は動きません
他人を動かすためには、どういう関係性を築くのがベストかを常に考え、
関係性ができたら、いつ、どのような状況で、何を伝えるか…
そのためには、自分の引き出しをどんどん増やしていかなければなりません。時間がいくらあっても足りません
例えば、彼・彼女の生まれ育った土地の偉人の名言からやる気を引き出したり、
また、彼・彼女の仕事のやり方をルネッサンスすなわち、人間中心主義に例えて、
これに対するレヴィー・ストロースの構造論の立場から、そのデメリットをやんわりと伝えたり…
ド・文系頭の私には、理系の方々のような技術に裏打ちされた説得性がありませんから、尚更です。
あぁ、日暮れて道尚遠し。つくづく無能であることを思い知らされます。
ということは、伸び代がまだあるということですかね
頑張ります倒れても倒れても、前を向く能力だけはあるような気がするので♬
ちなみに、HERO、心理的資本について興味がある方は、この本が良いですよ。私が趣味で参加している勉強会の推薦図書です
以前、長く地元民に愛される店について、書きましたけど、
時系列は破茶滅茶なんですけど、その続きを…。
田園調布の地元民は、他の町の人より舌が肥えている
この地域の地元民に愛される店へ行ってみて、そう確信しています。
田園調布は観光地でなく、繁華街程人が集まらないからこそ、味で勝負する店が生き残るのかもしれません。むしろ、他の町の人は敬遠する町です(笑)。
実は、田園調布界隈を徘徊していたのは、学生の頃からです。
多摩川から田園調布、雪が谷大塚、池上、自由が丘、奥沢、洗足等を徘徊するわけです。
東横線で訪れる場合のスタートは、多摩川で降りて、このどりこの坂を上がって行くことですよね。
昔からこの辺りに住んでいる人は、池山坂と呼称しています。
町には町ごとの顔や空気、歴史や文化がありますから、知らない町を徘徊すること自体、愉しい♬
社会人になって、自分の関心や興味は、
美しい女性とデートをすることでもなく、競馬やスロットに熱くなることでもなく、ブランド物を買うことでもなく、パーティーでもなく、
一人黙々と食うことだ誰にも気兼ねなく!!!
と気が付いたので、ステーキやハンバーグや鰻、麺類全般、定食等々を食べ歩くようになったのです。何を食べ歩くかは、時期によって異なります。
街の風景を観察しながら、今日のお目当ての店へと歩を進めます。私の歩くスピードは、ダチョウのように早く、デートの時はよく女性に叱られました
そんな時は、ふざけて九州男児の真似をします。
「そがん、怒らんでもよかろうもん。」
余計、怒られるんですけどね
さて、今日のお目当ての店に到着しました。
多摩川から歩いて8分、クルマやロードバイクなら環八又は中原街道から六間通りへ入って暫く進んだところにその店はあります。
⬛︎ 福寿司
店内は、清潔感があって好感が持てますね。
休日の午後2時を過ぎても空いているところが良いですね♬
休日の朝食をいっぱい食べる私には、昼は14:00過ぎが丁度良い塩梅なのです。だから、通し営業の店は貴重です
この辺りには、撮影用スタジオがいくつかあるので、芸能人の方も多く来られるのだそうです。私は芸能人に全く興味はありませんけどね(笑)。
以前お世話になった船八と比較するために、ランチのにぎり定食1.5人前を頂きました。普通のランチにぎりに3貫追加です。
他にも美味しそうな定食があり、迷いましたけど。1.5人前は、注文の時に言わないと、普通のランチにぎり定食になってしまいます。要注意。
運ばれて来ましたにぎり10貫に巻物、ひじきの煮物やサラダ、香の物にえびの味噌汁がついてくるなんて、お得ランチでしょう
私の好きな小肌が入っているのが嬉しいですね〜。おぉ、ここら辺では珍しく金目鯛も!
金目鯛から頂きます!!!金目鯛って、ちょっと醤油に漬けたら、脂がぱぁって広がるんですよ。
旨みの溢れる脂がコリコリする身と調和して、いやぁ、美味しい
マグロが3貫というのは、マーケティングの結果でしょうね。マグロさえ食わせときゃ文句言わないだろっていう(笑)。船八もそうでした。
小肌も美味しかったですね
エビちゃんの味噌汁もAB型の私には堪りません
総じて、庶民的で美味しい寿司でした。
この店も早く仕事が上がれた日に、途中下車して夜に訪れるつもりです。
仕事終わりの楽しみも油断するとワンパターンになってくるので、手持ちの駒を増やそうと考えております。
⬛︎ 船八
と並んで、この辺りの地元民の方々は、美味しい町寿司に恵まれているなぁ
少し歩いたところに、雪が谷大塚、池上っていう町があるんですけどね、ここも町寿司が多く残っていて、今から訪問が楽しみでなりません
町歩きも、人生と同じく、目標があるとより充実します。
ちなみに、サイクリングの目標は、横浜市川崎市大田区の手造り豆腐店を制覇することに設定しています(笑)。
手造り豆腐、私の大好物なんですよどう料理したって美味しいんですから♬日曜休みの店が多いので、土曜日を狙っています。
さて、腹ごなしに自由が丘まで歩いて、老人ホームで退屈しているであろう親父の顔でも見ようかな。
ここで、土産でも買っていくか!
⬛︎ しらはま
口ずさむのは、やっぱりMr.Childrenなんです。飽きもせず…
月も濁る東京の夜だぁ〜と炎天下に口ずさんでいる馬鹿を見掛けたら、それは私です