関東平野に雪降り積む。
この日は在宅仕事でしたが、堪らず雪景色を観に飛び出しました
久し振りに履く渓流釣り用のシューズで完全武装をし、雪の中、3km程早歩きしました♬
少し汗ばむくらいが、風呂の楽しみを倍増させます。
また、ギュッ、ギュッと新雪を踏み締める感覚が、何だか嬉しいのです
こんな夜更け過ぎに雪だるま作ったら、不審者として職務質問されそうだから、雪だるまは我慢しました
唯々、雪が降る空を見上げ、暗闇から落ちてくる無数の雪に、幽玄を感じ、何もない道に立ち尽くしていました
雪が舞い降りる様を観ていると、井伏鱒二の「山椒魚」に出てくる有名なセリフが心窓に去来します。
「あぁ、寒いほど独りぼっちだ。」
山椒魚は、ネガティヴな意味でそう言ったのでしょうが、私は異なります(笑)。
社会人にとって、独りになる時間は、とても貴重なんですよ♬
特に都会では、「静寂」ほど希少性が高い状況はありません
2.おそらく、東京で一番美味しい㊙️ラーメン
以前、現在の木場から東陽町にかけて、洲崎パラダイスの話をしましたけれども、その洲崎に、ずっと行きたかったラーメン屋があるんです。
以前訪問したのは、心が開放される金曜日の夜でした。
しかし、このラーメン屋に限っては、営業時間が、月火木土の11:30〜15:00なんですよ
これ、社会人がおいそれと出掛けられない時間ですよね。場所も木場と東陽町の中間、深川ですしね。
クライアントのフジクラに用事でもない限り、なかなか訪れません
だけど、その千載一遇のチャンスが訪れたんです
こんなに嬉しいことは、私の日常ではそうありません
⬛︎ 麺屋吉左右
食券を買って、ベンチに座って待つスタイル
私は、大盛味玉ラーメンに海苔トッピングです。
夫婦で営んでいて、旦那さんは専ら厨房、奥さんが接客をしていました。
その奥さんの客対応が、とても腰が低くて素晴らしいのです
あぁ、3年くらい思い焦がれたラーメンにやっと会えるんだ♬♩
不貞腐れて、「神は死んだ」なんて、自暴自棄にならなくて、本当に良かった
これは個人的解釈ですけれども、以前に洲崎パラダイスの歴史を調べて敢えて深川を探索したことで、この地の神がまた呼んでくれたような気がします。
15分程ベンチに腰掛けて、漸く店内に案内されました
待つこと5分程で、味玉ラーメン大盛海苔トッピングが到着♬海苔は、別皿です。
ワクワク感が止まりません
心にlove songが…Mr.Childrenの「君が好き」が流れます♩♬君の名は、ラーメン
相変わらず下手な麺リフトアップ麺は自家製の多加水の中太麺。シコシコして、スープとよく合います。
あまりに美味しくて、写真を撮るのが遅れて、大分食べ進んでからの写真となりました
スープは、魚介と豚鶏のWスープ。そのバランスが凄いですね
味玉ぁぁぁ
麺とスープが美味し過ぎて、チャーシューの存在を最後まで忘れておりました
あぁ、スープを全て飲んでしまいました
明日は、一日中ヨーグルトと納豆とキムチばかり食べることにしよう
吉左右…直近3年以内に食べたラーメンの中では圧倒的にNo.1です
木場という少々辺鄙な場所にあるけれど、これは行って損はありません。
素晴らしいラーメンを頂きました。
同じ江東区なので、ついでに紹介しておきますが、門前仲町のこの店も半端ない美味しさです。以前、ブログにも書きました。
両店の位置関係は、歩いて20分間位で近いんです
⬛︎ こうかいぼう
Wスープのラーメン・つけ麺に関しては、この2店と、
⬛︎ 青葉 中野本店
合わせて、この3店で決まりでしょう
3.人間観察をする醍醐味。
私の趣味の一つは、電車の中や居酒屋やBAR、街歩き等で、人間観察をすることです♬
金髪のチャラい大学生は、私の大好物です(笑)。
「先輩、聞いて貰えます?パンキョーのテストの点数、20でしたぁ!!!留年決定っす。
でも、実は俺って凄いなって。ノーベンで試験受けて、20点も取れたんっすよ!!!
普通、ノーベンなら0点っしょ!!!」
「おまえ、ガチで馬鹿だなぁ。」
ガチ馬鹿とのその先輩の認識は、正しい(笑)。
うわぁ、このチャラ男は親泣かせだろうなぁ
20点しか取れない、しかも留年を自慢している時点で、終わってるなぁ。
彼はどんなところに就職すんのかなぁ???
余計なお世話だけど、大学の定期試験くらい要領でチャチャっと軽くクリアできなきゃ、仕事をするようになってから困るぞぉ。
試験勉強のやり方仕方ってのは、事務的な仕事の進め方と同じようなものだから。
それと、組織に生きる男たちの毀誉褒貶も数えきれないほど観てきました。
新橋の青森の郷土料理が美味い居酒屋で、偉い人がボソッと呟くんです
「⚫︎⚫︎、俺には実は他にも子供が居てなぁ。若気の至りと言って仕舞えばそれまでだが、こうして引退の日が近づいてくると、もう一度会ってみたいと思う…」
そんなことを告白されてもなぁ私は、その偉い人よりも誰にも頼らずに育て上げたその気丈な女性に、尊敬の念を抱きますけどね
「えぇっそれ、今のご家族には、もちろん内緒にしておられるんですよね?」
男は、権力や金を持っていると、無尽蔵に女性からモテますよね。
女性に生物としての男なんて必要ないというのが、私の持論です。
念のために言っておくと、私は全然モテませんご安心ください。単なる愚鈍です。よく、カラスにカァカァと揶揄されています
内縁の妻との間の子供を持つって、私には計り知れない。どんな感覚なんだろう???
何故か、心にはその偉い人が好きな大瀧詠一の曲が流れ始めました。