カンヌの華々しい
レッドカーペットショーも
終わりを告げ



様々な人間模様や
お国柄が見え隠れしている



カンヌ国際映画祭に正式に招待されて
レッドカーペットを踏んだ韓国の女性歌手に
女性警護員が早く入場するよう促したらしい



白人俳優には全く何も妨害しないのに
有色人種のスターに限って妨害したことが
人種差別論争に繋がっていたようだ。





また、映画祭の前半では
今年の映画祭を象徴するシーンとして

 

「沈黙」のジェスチャーがある




フランスでの#MeToo
ムーブメントの火付け役として
フランスの俳優/映画監督の
ジュディット・ゴドレーシュが


「ここまで30年間“沈黙”を
原動力に生きてきた。
世界は私たちを見ている。
勇気をもって、声を上げよう」と



彼女と同じような性被害経験をもつ
人々の物語『Moi aussi(仏語でMe too)』
という短編を監督し、特別上映した。



レッドカーペットでは
性被害者が強いられる“沈黙”を
両手で口をふさぐジャスチャーで表現

MARC PIASECKI//GETTY IMAGES

 

また、映画祭の終盤戦では
今回特別賞を受賞した
モハマド・ラスロフ監督作品

『The Seed of the Sacred Fig
(聖なるイチジクの種)』



女性の自由を求める抗議デモの実情を
題材とした作品でイランの死刑制度の是非や
女性の権利を国から反体制派と見なされ
禁錮8年とむち打ち刑などの判決が出ながらも
イランを極秘出国したラスロフ監督に

スタンディングオベーションが長く続き
「恐れるな」というメッセージを発信





圧力に屈しない女性の時代が
到来しているメッセージからか
やはりカンヌのドレスは
コンセプトが違うこともあり
ニューヨークとはガラリと変わって



ハンサムでノーブルなドレスが多かった



中でも目を引いたのがこちら
ブラジルの女優/監督の
タイス・アラウージョ


ドレス/Lino Villaventura
JB LACROIX//GETTY IMAGES


そして、こちらも
ドイツのインフルエンサー
レオニー・ハンネ
流石のエレガントなファッショニスタ!


JB LACROIX//GETTY IMAGES

スーパーモデルのハイディ・クルム

ドレス/レバークチュール
STEPHANE CARDINALE - CORBIS//GETTY IMAGES


シンプルでクールなドレスもカッコいいが
やはりゴージャスかつ品の良いドレスが
カンヌにはふさわしい!