母は私が1歳になったのを期に
食事やお酒も提供するカフェを友人達とスタート
父よりも独立心が旺盛だったらしい
いや、家にじっとしているより
楽しくワイワイ華やかな世界が好きな
典型的な獅子座女子だった母
父もある程度は許していたものの
手放しで喜んでいたわけでなく
逆に父の独立心をくすぐったようで
遅れること3年、父がアパレル会社を起業する。
代わりに母が家に入ることになり
3人で行っていたカフェの経営を友人一人に
任せることになる。
さあ、家に入った母が
今度は娘の教育に走り出す
子守がメインのお手伝いさん
その名も千代子おばちゃんに
甘やかしに甘やかされた私との戦い
帽子を母が被せては私が脱ぎ、
被せては脱ぎ…繰り返すこと50回
とうとう私が根負けしたらしい。
お受験という言葉は当時なかったが
らしき活動の後、私立の幼稚園、小学校へ進学
素直なのが取り柄だが、集中すると
周りの声が一切聞こえない
自分ワールド全開の一人っ子
本さえ読んでいればおとなしい
お転婆娘へと成長していく(to be continued)