皆さんは年末の紅白歌合戦を
ご覧になっただろうか。
ジャニーズ一辺倒だった前回までとは
様子が変わり、K−Popや新ジャンルの台頭!
昭和·平成の時代に活躍した歌手達の
顔ぶれに懐かしい曲や
男女の垣根を超えた華やかなファッション
途中、ディズニーの曲のメドレー等
首を傾げる演出もあったけれど
なかなか見ごたえのある内容のように感じられた。
ファッションは経済を映す鏡と
大学の授業でも伝えている。
例えばミニスカートが流行ると景気が良くなる
というスカートの丈と経済成長率の関係なども
耳にされたことがあるはずだ。
今回の紅白歌合戦のテーマが「ボーダーレス」
だったこともあり、出場歌手の衣装も
まさにジェンダーレスな装いだった。
白組のトリをつとめた福山雅治さんは
シルクサテン素材のようなミントグリーンのスーツと途中で同色の毛足の長いエコファーの
ロングコートをその上に着て
色だけでなく、素材感も性別も国も超えた
ボーダーレス感を演出されていたと思う。
また、トレンドである透け感のシアー素材の
チュールレースやスパンコールなどの
キラキラ素材を多用している点は
コロナの自粛が明け、開放や自由な自己表現を
求める風潮に繋がるようだ(続く)