【今宵の酒アテ~フランスde日本酒普及】 | 伊賀の日本酒大好き!~日本酒女子普及委員会会長のblog

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伊賀在住、日本酒好きライターが飲んだ日本酒普及活動記録です。
あくまでも個人の感想文なので、ご了承ください。
データは掲載時のものです。

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こんばんは!

日本酒女子普及委員会会長の「カン」です。

突然ですが、森喜酒造場さんの「るみ子の酒」が誕生するきっかけとなった漫画【夏子の酒/尾瀬あきら作】のフランス語版があるってご存知でしょうか!?

今宵はフランスで「夏子の酒」を読み、森喜酒造場さんへ来ちゃったフランス人・フロラン・ジェルメール(Florent GERMAINE)さんと、パートナーの大戸薫さんのお話し。

おふたりはフランスの南部に位置する都市・モンペリエ在住。フロランさんは書店で店員をしたり、バンド・デシネ(フランス語圏の漫画)の脚本も手掛けていて、今はフランスでの日本酒普及事業に向けて準備中の身。薫さんは現役のピアニスト。2011年の震災をきっかけに東北へ足を運ぶようになり、福島県会津若松の地酒「会州一」に出会い、日本酒に興味を持つようになったと言います。

もともと歴史好きだったフロランさんは日本酒を通して、その土地の歴史や地域にまで興味を深め、どんどん日本酒の魅力にはまっていったそう。

「日本文化、日本酒への知識を深めることを目的に」これまでに何度も来日しており、今回はフランスのOsake.frが企画した【究極の日本酒ツアー】に参加し、兵庫県の田治米合名会社、鳥取県の梅津酒造へ訪問。それに加えて、三重県伊賀市の森喜酒造場を個人的に訪問し、蔵仕事を体験しました。この蔵の並びを見ても分かる通り、フロランさんの好みは燗酒が栄える純米酒。

近年はフランスでも日本酒ブームですが、香り高くフルーティーな大吟醸系でワイングラスで飲むようなお酒が多いのだそう。そういったタイプではなく、しっかりとした酒質の純米酒、日々の食事に寄り添う地酒、燗しても楽しめる酒をフランスでも広めたいと、熱く語ります。今回、森喜酒造場では3日間、蔵人に混ざって一通りの仕事を経験。

「酒造りは生き物と向き合い続ける仕事。集中力、適応力、体力、忍耐力、持久力が必要で、その精神に感銘をうけました。お酒は米と水に愛を注いで出来上がることがよくわかった」。

また、森喜酒造場では原料となるお米から手掛けている点にも感動し「森喜さんではとても多くの事を学びました」と、フロランさん。

日本での貴重な経験を活かし、今後、モンペリエでの日本酒普及の事業を展開する予定で、ゆくゆくは「酒+日本酒に関する本や雑貨」を揃え、トータルに日本文化が楽しめる場を作りたいそうです。日本人以上に日本文化や日本酒に詳しいフロランさんのお話を聞いていると、フランスde日本酒普及委員会やん!(deが今までで一番生きた)と、こちらまで嬉しくなりました。

フロランさん、薫さんのいるモンペリエで、日本酒を飲みたい…

今日から「モンペリエ貯金」をしよう!と、心に決めた今宵。

日本酒普及仲間に乾杯!!

それでは皆様、酔い週末を。

 

#日本酒女子普及委員会

#毎週金曜日18時更新

#森喜酒造場

#モンペリエ#夏子の酒#伊賀酒 #フランスde日本酒普及

#酒アテは酒を楽しむ会話

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日本酒女子普及員会(2016~)名誉会員:伊賀酒DE女子会(大田酒造、森喜酒造場、若戎酒造)会長:カン(伊賀酒DE女子会広報、ライター)副会長:タマ(南伊勢町在住の日本酒愛好家、南伊勢町移住定住コーディネーター)東京支部長:リリ(東京在住・大学生/欲しいものは日本酒専用冷蔵庫)

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