こんばんは!いがみです。
今の時期、医療費控除やふるさと納税での確定申告をする際に、「○○円の控除で節税できる」と言う言葉を耳にするかと思います。
でも、例えば10万円の控除=税金が10万円安くなると誤って認識していないですか?
控除とは、辞書で意味を引くと、一定金額を差し引くと書いてあるので、払うべき税金から10万円差し引かれるものだと思ってしまうのも無理はないですが、
10万円の控除で、10万円税金が安くなることはありません

実際には
10万円の控除の場合、10万円に税率(住民税なら10%、所得税なら5~45%)をかけた分しか安くなりません!!
どういった意味か?以下で解説していきます

まず先におさらいです!
働いて稼いだ場合、所得税と住民税がかかりましたね
その所得税、住民税はともに「課税所得」に、税率がかけられて算出されています。
所得税、住民税を算出するための「課税所得」は、「所得」と「所得控除」によって決まってきます。
まず、「所得」とは、収入ー必要経費で計算できます
カンタンに言うと、自営業なら売上から必要経費を引いたものが「所得」です。
会社員は、給与から決まっているみなし経費を引いたものが「所得」になります。
そして、「所得控除」とは、「所得」から引いてもいいもので、医療費控除であったり、住宅ローン控除が当てはまります。
「課税所得」=「所得」-各種「所得控除」となります。
この式は覚えておくといいですよ
そもそもこの「所得控除」は、国が準備してくれてるありがたい制度で、たとえば同じ年収でも医療費にものすごくお金を使っている人と、
病院に行くことなんてほとんどない人が同じ金額の税金を払うのはちょっとかわいそうだから、「所得」から「医療費控除」を引いて、
税金を計算するもととなる「課税所得」を減らしてあげるよ!
なので、国が準備してくれた「所得控除」の制度に当てはまる人は、「課税所得」がどんどん低くなって、税金も安くなるということになります。
ここで、最初のに出てきた10万円の控除を、「課税所得」の数式にあてはめてみましょう!
つまり、10万円控除というのは、あくまで課税所得から10万円減るという意味で、税金が10万円減りはしません。
実際に税金が減る額は、住民税(税率10%)のみで考えると、
つまり、10万円ではなく1万円の節税ができるということになります。
10万円の控除≠10万円税金が減るではないことは分かってもらえたと思いますが、この勘違いを利用されることもあるので注意が必要です
例えば、保険に入らせようとしてくる保険会社さんが、「保険代○○円分税金が安くなって節税できるからオトクですよ!」
なんて言ってきたらウソつかれてます
信用ならんって思ってください。
まるっと税金が安くなることはありません!!
こういった知識も知っておくと必ず役に立ちます。
引き続き一緒に勉強していきましょう

最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた!