医学部現役合格Bの場合②細胞に出会う | 母の立場の医学部受験記(浪人・再受験・現役・反抗期)

母の立場の医学部受験記(浪人・再受験・現役・反抗期)

1番目の子は大手予備校一浪で国公立。2番目の子は現役で国公立。3番目の子は反抗期の末、大手予備校→理系学部入学→休学し私立医学部専門予備校→再受験 で3人とも医学部へ進学しました。
大学入試センター試験と相性が悪いし、反抗期はすさまじいしのトホホな体験談です。

前回に続き、「医学部志望はいつ頃からですか?」のご質問に

現役合格を果たした真ん中の子Bのことを振り返っております。


が、たいして役立つことは書けそうにありません・・・




こだわりのBは「数字へのこだわり」から

「数学へのこだわり」に変わっていきました。


公立校落ちて進んだ高校で、良き数学の先生にも出会い、

自ら「大学への数学」を解くようになりました。


数学への思いはますます強くなり、 ← 数学だけね

大学の理学部進学を考えるようになっていました。


そんな高校2年に、物理に出会いました。


物理も数学と似ている部分があるそうで、すんなり入ったようです。


物理は一定のところを理解すると、安定する教科らしいですね。

(私は物理を勉強したことがないのでわかりません。)


多くの学生は、この「一定の部分」を理解するまでが大変なのだそうな。



なので、「医学物理士」という職業はどうかと勧められたことがありました。


  *医学物理士とは


    「医学物理士とは、病院・学校・研究所に所属し、

     物理工学の面から医学および医療に貢献し、

     かつ医学物理士の試験を受けて合格した人々


    「医学物理士は放射線の安全性の保障と研究開発の

     手助けをすることにより、放射線画像技術を提供し、

     画像技術(マンモグラフィ、CT、MRI、超音波)の

     改良を行なってきた。

   

     そして、医学物理士は、治療技術の開発にも貢献し、

     放射線治療計画を立案するため放射線腫瘍医と協力し、

     がん患者に対して、正確な位置と線量を照射することを

     保証するために、装置と操作を監督する。」



そしてその後、「細胞」に魅せられてしまったのだそうです。

(この辺りはBから話を聴いても、私の頭の中ではどうも理解しがたく、謎・・・)



そこから医学部(あくまで細胞の世界ね)を考えだしたようで

高3のある日突然、、「医学部考えてるんだけど」と言われ、

「はい?目今なんて言った?」となりました。



超ド真面目な上の子Aですら苦戦した医学部受験を

ましてやAが通った進学校を落ちたBが乗り切れるはずはないと思ったのです。


Bにとって大学入試は

とにかく「数学の問題を解くことができるか」が最大の関心ごと。


東大、東工大、京大をはじめ、

いわゆる数学の難題を出題しそうな大学の問題は

高校の数学の先生が「征服」できるように指導してくださっていたようです。


その後、出願先を決めるにも、数学がどれくらい解けるかという物差しで

決めていました。 ← 数学だけね


模試の結果も、「数学の出来がどうだったか」にこだわっていました。



あ、申し遅れましたが、このB、

高校1年の時の国語の偏差値30台でしたドクロ



                    続く