前回に続き、「医学部志望はいつ頃からですか?」のご質問に
現役合格を果たした真ん中の子Bのことを振り返っております。
が、たいして役立つことは書けそうにありません・・・
こだわりのBは「数字へのこだわり」から
「数学へのこだわり」に変わっていきました。
公立校落ちて進んだ高校で、良き数学の先生にも出会い、
自ら「大学への数学」を解くようになりました。
数学への思いはますます強くなり、 ← 数学だけね
大学の理学部進学を考えるようになっていました。
そんな高校2年に、物理に出会いました。
物理も数学と似ている部分があるそうで、すんなり入ったようです。
物理は一定のところを理解すると、安定する教科らしいですね。
(私は物理を勉強したことがないのでわかりません。)
多くの学生は、この「一定の部分」を理解するまでが大変なのだそうな。
なので、「医学物理士」という職業はどうかと勧められたことがありました。
*医学物理士とは
「医学物理士とは、病院・学校・研究所に所属し、
物理工学の面から医学および医療に貢献し、
かつ医学物理士の試験を受けて合格した人々
「医学物理士は放射線の安全性の保障と研究開発の
手助けをすることにより、放射線画像技術を提供し、
画像技術(マンモグラフィ、CT、MRI、超音波)の
改良を行なってきた。
そして、医学物理士は、治療技術の開発にも貢献し、
放射線治療計画を立案するため放射線腫瘍医と協力し、
がん患者に対して、正確な位置と線量を照射することを
保証するために、装置と操作を監督する。」
そしてその後、「細胞」に魅せられてしまったのだそうです。
(この辺りはBから話を聴いても、私の頭の中ではどうも理解しがたく、謎・・・)
そこから医学部(あくまで細胞の世界ね)を考えだしたようで
高3のある日突然、、「医学部考えてるんだけど」と言われ、
「はい?今なんて言った?」となりました。
超ド真面目な上の子Aですら苦戦した医学部受験を
ましてやAが通った進学校を落ちたBが乗り切れるはずはないと思ったのです。
Bにとって大学入試は
とにかく「数学の問題を解くことができるか」が最大の関心ごと。
東大、東工大、京大をはじめ、
いわゆる数学の難題を出題しそうな大学の問題は
高校の数学の先生が「征服」できるように指導してくださっていたようです。
その後、出願先を決めるにも、数学がどれくらい解けるかという物差しで
決めていました。 ← 数学だけね
模試の結果も、「数学の出来がどうだったか」にこだわっていました。
あ、申し遅れましたが、このB、
高校1年の時の国語の偏差値30台でした
続く