高校受験に失敗し、失意ですべりどめ高校の特進科で学んだ2番目の子B。
現代文が全くできない(偏差値30台)というハンディを持ちながら、
志望先は国公立医学部!(しかも秋に決定)
センター試験の高得点を目標に臨んだ本番。
見事撃沈
センター試験有の国公立医学部推薦入試の合格者になるはずもありません。
そして!
センター試験大コケの元凶はなんと国語ではなくまさかの英語。
そして自治医科大学の合格者に入れなかったのも、
英語長文ができなかったのが響いていた(と信じている)ようです。
すでに後期は足切の通知
国公立前期の二次試験は二次逆転可能大学に出願しました。
(選択肢が限られました。)
自治医科大学も合格者に入れず、
一次試験に合格した私立医学部は2次試験放棄。
まさに崖っぷちとなりました。
そして迎えた国公立医学部2次試験当日。
センター失敗の元凶となった英語。
問題を見た瞬間、「終わった(°Д°;≡°Д°;)」と思ったそうです。
予備校のことが頭をぐるぐる回り、
春から、大手予備校のXにするか、Zにするかを考え、
残りの試験時間をどのように時間つぶしをするかと思った瞬間・・・・
目に飛び込んできたのは、前の席で試験を投げ、
突っ伏している受験生の姿
「やばい。自分もこのままでは、前の席の受験生と同じだ
自分にはもう後がない。
とにかく力の限り問題と向き合ってみよう。」
そこから再びエンジンをかけ、必死にありったけの力、
いや、ありったけ以上の火事場の馬鹿力を発揮したとのことでした。
「絞り出した」
というのがぴったりだったようです。
そしてつかんだ合格。(開示したら合格最低点だったわけで)
後に「あの時、前の席の受験生の姿を見なかったら、
自分も試験を捨てていた。」と
2番目の子Bは語りました。
甲子園で高校野球が始まっています。
1試合ごとに力をつけて、勝ち上がっていく甲子園球児たち。
まさに2番目の子Bはそのような形で合格をつかんだのだと思います。
ちなみに模試もセンターリサーチも最後までDやEでした。
最後の最後まで伸びる
現役生の強みはこういうことなのかなと思わされたBの受験でした。
しかし!
現役で追い込みで失速した1番目の子A。
最後まで遊びと勉強の両方をこなしたやんちゃなC。
それぞれというわけです・・・・
ここで私は言いたいのです!
英語が得意な受験生!それは素晴らしいことです
文転の再受験生!それは大きな武器です
まだ結果が伴わない受験生
やったことが結果になるまで2~3か月はかかります。
最後の最後まで粘るが勝ちです
事実、Bは2次試験の苦手教科でエンジンをかけ、
最低点で合格を勝ち取りました。
最後の5分でも伸びる可能性はあるのです。
がんばれ~~~