北大対策 | 北大医学部行ってやるぜ!!

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2014年北海道大学医学部医学科合格

今年から新課程になったので、北大の二次試験がどうなるのかよく分からないのですが、大きく傾向が変わるとは思えません。北大に特別な対策は必要ないかもしれませんが、私がセンター試験後にしてきた勉強を書いていこうと思います。


英語
最近は4問構成で1、2問目は長文、3問目は英問・英答、自由英作文、4問目が会話文だと思います。時間がまあまあキツいかもしれません。
まず長文について。文章・問題のレベルは正直全国の医学部の中でも低いと思います。また今年の成績開示から推察して、採点基準も特別厳しいというわけではなさそうです。私の場合15カ年で時間を計って解いていました。意識していたことは、説明問題や和訳問題では出来るだけ模範解答に近づけるようにしていました。また丸付けをする時も大体合ってるではだめで、厳しく解答をチェックしていましたね。北大の過去問をやりきってしまったら、他の大学の長文で演習していました。
3番について。英問英答はそのまま抜き出すのはだめなんですが、長文の該当箇所を探して、少し違った単語で書き換えたら点数はくると思います。自由英作文はまず定番の型があるのでそれにそって書けるようにしましょう。そのうえで沢山書く練習をして、必ず誰か先生に見てもらいましょう。自分ではどこが間違っているのか分かりませんので必ず誰かに見てもらってください。また私は意見を何個も出すことが苦手だったんで、いろいろな題材に対して意見を何個か出す練習をしました。
4番について。私は結構この問題が苦手でした。慣れると難しくはないんで、過去問で慣れる必要があると思います。
自由英作文も長文もなまってしまうのが怖くて、毎日1題は解いていました。

数学
ここ2、3年やさしい問題が続いてます。5題あって1問落とすと30点落とすことになりセンターの点数なんてあっという間にひっくり返るので、医学部志望者にとって重要度の高い科目になります。北大を二年間受けて、開示をしてみた感想は途中点を結構もらえるということです。なので答えまでたどり着けそうになくても、分かるとこまで解答していくことで点数をかき集めることは有効です。
北大の問題はよくある典型問題ばかりなので、ここまでしっかり勉強してきた人にとっては見たことあるような問題ばかりだと思います。毎年微積そのなかでも三角関数の割合が多く、確率も毎年でていますね。ここらへんは徹底的にいままでやってきた問題集やテキストで復習したほうがいいです。ここ数年は簡単な確率が出ていますが、差が出やすいのは空間図形・確率だと思います。
一問あたり15分で解答をつくれるように訓練しました。
私は40年分ほど過去問を解きましたが、15カ年で十分だと思います。

物理
例年3問構成で力学と電磁気と波動or熱力学という構成です。ここ数年、熱力学ばかりなのでもうそろそろ波動がきてもいいのではないかと思っています。北大は生物選択より圧倒的に物理選択の入学者が多いことからも分かる通り、物理の難易度は低いです。
問題集を復習して、過去問で形式に慣れればそれで十分だと思います。空欄補充なんで計算ミスに注意です。
理科の解く順番は決めていったほうがいいです。物理のほうが早く終わるんで物理→化学の順に解く人が多いようです。私は化学が得意だったんで、化学→物理の順に解いたんですが、今年は化学の量が多く、化学に1時間20分費やして、すごく焦ったのを今でも覚えています。

化学
理論と有機が中心で無機の知識がちょくちょく聞かれる問題になっています。毎年時間が厳しいセットになっているんで、迷っている時間はありません。迷ったらすぐ飛ばしたほうがいいです。全体的に化学も重要問題集レベルの典型問題ばかりです。なので二次試験まではいままでやってきた問題集中心に勉強していくことをおすすめします。しかし去年の有機ははじめて見るような問題で、北大にあわせて勉強してきた人にとっては焦るような問題だったでしょう。でも落ち着いてやれば、結局なんてことのない問題なんで、例年にあわせて勉強すればいいと思います。
北大は問題の難易度というよりも制限時間が厳しいので、過去問以外を解くときも制限時間を設けて解いたほうがいいです。



面接
私は今年、36点で合格者のなかでもかなり下位のほうに位置する点数を取ってしまいました。道外二浪のせいだと思ってたんですが、同じ状況で高得点を取っているひともいるんで、面接の部屋や面接官との相性、しっかり受け答えできるかが点数に関わってきているんだと思います。もちろん学力試験に集中して勉強する必要があり、面接対策に多くの時間を割くようなことはしないほうがいいです。しかし私のように面接の待ち時間しか勉強しなかったのでは少ないとおもうんで、最低限の定番の質問は準備していくことです。あと医学的な知識を聞かれるかと思いますが、薄っぺらい知識は披露しないほうがいいです。分かってないことがすぐにばれてしまいます。
1日目の最後に面接のために自分について紙を書きます。面接官が見ることになります。最後の方は文章形式で確か今年は自己PRと気になるニュースについてだったと思います。周りを見ていると、小さい字で沢山書いている人がいますが、面接官が短時間でみるものなので、そんな沢山書いても見にくいし、読む気にならないと思います。なので端的に分かりやすく、大きい字で書いたほうがいいと私は思います。
面接の順番は受験番号順の年もあれば、そうでない年もあるんで、1日目の後に順番が分かります。



北大の医学部の試験会場は机が小さく、机がつながっている教室もあるんで、隣のひとの消す振動なんかも響いてくるでしょう。気が散ると思いますが覚悟していきましょう。また道外の人は北海道の寒さが分からないと思いますが前期試験のときはとても寒いです。しっかりとした防寒対策をしていきましょう。ただ室内は暖房が効きすぎているので温度調節できるような格好にした方がいいです。
外はすべりやすくなっているんで履く靴も考えましょう。あと飛行機は雪で欠航なんかも考えられるんで、二日前に北海道入りすることをおすすめします。


あと少し頑張ってください。

それでは。