✨生徒募集中です!詳しくはこちら✨
こんにちは、プーさん先生です。
ご訪問ありがとうございます。
新しい入学枠が検討中ということです。
地域枠はほぼこれだと思うのですが、
より県などの自治体に都合のいい入試枠が設置される予定ということですね。
大学の付属病院に勤務することが条件。
これのどこが都合がいいのか、というところ、説明していきます。
大学の付属病院というのは、地域の臨床・研究・教育・人事を担っています。
臨床・研究・教育までは市中病院でも同等のことができますが、
(もちろん大学病院だと市中病院より多くの症例が集まりますので、
より高い研鑽ができると思いますが)
大学の付属病院において特殊なのは「人事」の範囲です。
大学病院は地域全体の医療を担っていますので、
地域の病院、関連病院に欠員が出た場合、大学病院から医師を派遣します。
市中病院から別の病院へと異動命令が出ることはありませんが、
大学病院だとそれがあり得ます。
ですので、この大学病院に所属していると、
自分が休むときにはその欠員補充をしてくれるのでありがたいですが、
その欠員補充を自分がしなくてはいけなくなることも多々あるわけで、
そこが大変ということですね。
また、市中病院よりも歴史や伝統がある大きな組織ですので、
内部の硬直化も起こりやすいです。
(起こっているとは言っていない)
場合によっては伝統的な考えをお持ちの素晴らしい先輩方に昔の考え方を押し付けられて苦労することもあるかもしれません
(あるとは言っていない)
医師派遣でいいように使われている間は大学病院内での評価が上がりませんから、
昇進が難しくなったりすることもあるかもしれません
(難しくなるとは言っていない)
異動のたびに病院が変わるわけで、家を買ったり、子供の入学を考えたりと、
ライフプランを立てづらくなります。
(これは立てづらいです)
ということで、多くの医師が所属し、研究や臨床に切磋琢磨している大学病院で勤務することは
とても大きいメリットがありますが、
それが条件に付加されるのはちょっとばかし自由選択の幅を狭めすぎじゃありゃしませんか、
と思う僕でした。
こういうよくわからないことを無垢な学生の入学時の条件に入れるのは、ずるいんじゃないですかねえ
✨生徒募集中です!詳しくはこちら✨