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こんにちは、プーさん先生です。
ご訪問ありがとうございます。
推薦試験において、
基礎学力検査
という項目で試験を行うところがあります。
昨日のブログで書いた東京医科や北里など、
推薦試験とはいえ、最低限の学力は聞いておきたいという意図だと思います。
この学力検査、大学によって意味合いが変わります。
一般試験と同じ項目を試験する大学は「一般試験より、少し簡単。もしくは同じレベル」の問題が出題されます。
これは普通に今まで通り勉強しておけば、それほど変わった問題が出されることはありません。
一方、東京医科のように、「数学物理化学生物」と理系全科目を範囲にしているところ。
ここは受験生としては非常に不安になります。
え!私生物取ってない…!何もわかんないのに…無理…
となるのも無理はないでしょう。
しかし、それほど恐れる必要はないと思います。
大学側も、受講していない科目があることは当然わかっていますので、
教わったことがなくてもできるような問題にしてあります。
例えば、こんな感じ
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独立の法則
単純な一遺伝子雑種(monohybrid cross)は、それぞれ、ある一つの座を示す対立遺伝子の一対が関係する現象である。メンデルは、二つ(dihybrid cross)またはそれ以上の形質をもつ交配種についても分析した。二つの対立遺伝子が異なった染色体の上にある時、それぞれの対はそれぞれ独立して分配されるのである。
モルモットを例に取ろう。優性ホモ(同形接合)の黒色で毛の短いモルモット(BBSS型)と劣性ホモの茶色で毛の長いモルモット(bbss型)が交配された時、BBSS型の動物はすべてBS型の生殖細胞を生じ、bbss型の個体はすべてbs型の生殖細胞を生じる。
これらの子供はすべてBbSsの遺伝子型を持つので、毛色および毛の長さについて異形接合体であり、みな黒く短い毛をしている。
F1個体は4種類の配偶子を等しい確立で作り出す(BS、Bs、bS、bs)。そのため、これらの配偶子の交雑の結果、9:3:3:1の確率で、それぞれ黒色で短い毛、黒色で長い毛、茶色で短い毛、茶色で長い毛というF2世代が生まれる。
独立の法則によれば、次の世代で黒色で長い毛のモルモットは何%の確率で生まれてくるか
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このような、
「きちんと文章が読めれば後は四則演算で解ける」
ような問題が出てきます。
もちろん読解力は必要になってきますが、生物の知識が最初からなければいけないわけではありません。
数学に関しても、数学ⅠAⅡBの範囲までの知識で大丈夫です。
ですので、ここの学力試験では基本的に点差がつかないと思ってください。
逆に点を落とすと合格からは遠ざかっていきます。
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