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こんにちは、プーさん先生です。
ご訪問ありがとうございます。
コロナでへばっていた時、
時間があったのでこれを読みました。
医学部を9浪した末に(看護師になり)
母親を殺した事件のドキュメンタリーです。
読みながらさらに熱が上がる思いでしたが、
一気に読んでしまいました。
何故娘は母親を殺すまで追い詰められてしまったのか。
2021年に懲役10年の判決が下り、本人は受刑中です。
この懲役10年というのは、殺人事件としては軽く、
情状酌量が行われたものと思われます。
本を読んでると、「殺さなくてはいけなかった」と言うのが説得力を持ちます。
それほどに母親の虐待はひどい。
、、、
と、この本のことを思い出すと暗い気持ちになるのですが、
今日はこれを読んでいて、
あぁ、これでは受からない
と思ったところをお伝えします。
この娘さんは教養もあり、優秀だったと思います。
しかし、受からなかったのは
日曜日に必ず母親の買い物に付き合わなくてはいけなかったこと
と
勉強が出来ないと異常に叱ったこと
です。
日曜日は受験生にとっては大事です。
授業が無いのは日曜日だけです。
そこで復習や自分の勉強をしなくては、一週間の勉強が自分のものになりません。
この時間が十分に取れないことは致命傷だったとおもいます。
また、勉強が出来ないことを叱ったこと。
これもとても良くありません。
勉強は母親のためにするものではありません。勉強は自分のためにするものです。
そう言う意識がなければ、自発的に自分の勉強をやろうという気持ちになりません。
言われたことだけをやらなくてはいけないと言うようになってしまいます。
こうなると、受動的な勉強になってしまい、
やはり自分の身につきません。
この二つがこの子が合格しなかった要因だと思います。
この本を読むと、
「あぁ、こうはならないけど、そうしたくなる気持ちはわかる」
と母親にも娘にも共感するところは多くあると思います。
是非他山の石として、読んでみてください。怖いですよ。
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