性格示唆をやってみた | 塾生150メールマガジンバックナンバー

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インターンでお世話になった会社の研修に混ぜてもらって、MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)という性格検査をやってみた。やってみてとても有意義だったのでメモ。特に何かの容疑の取り調べで責任能力の有無の判別(それは精神鑑定か)を受けたとかではないのであしからず。
http://www.mbti.or.jp/

まず前提背景として、
・カール・ユングによる分析心理学の理論(自我と深層心理など)に基づく。
・性格検査には特性論(後天的かつ相対的、基準による比較)と類型論(先天的かつ絶対的、定性的なタイプ分け)がある、MBTIは類型論的なアプローチの心理分析の手法ですよ。
・MBTI性格検査は、自己理解や多様性の理解の目的に使うもので、他者のレッテル付けや個々の性格の優劣を付けるものではない、応用の仕方には注意しましょう。
だそうで。

人間の性格の要素として、互いに独立かつ個々には二律背反な、次の4つの指標があるとする、
1)心のエネルギーの向かい易い方向の指向:EI指標
 外向(Extraververtion)ー内向(Intravertion)
2)知覚の指向:SN指標
 感覚(Sensing)ー直感(iNtuition)
3)判断の指向:TF指標
 思考(Thinking)ー感情(Feeling)
4)外界に接し易い態度の指向:JP指標
 判断(Judging)ー知覚(Perceiving)
これらの4つの指標の組み合わせによって、人間の性格は、2の4乗=16通りの類型に分けられるとのこと。まあ、あくまでも一つのツールなので。

ー中略ー
で、分析結果、各指標の優位な指向のほうの頭文字を並べて類型として、

ENTP型(内向思考を伴った外向直感タイプ):
>キーワード:
積極、行動、分析、論理、理性、客観、懐疑、独立、快活、熱意、主張、創造、柔軟、改革、可能性、機会、予測、実行、仕組み、戦略、挑戦、効率、臨機応変、全体、洞察、概念、意欲、自主、独創、合理

>よく見られ得る特徴:
反応が素早く、独創的で、得意なことが多い。周囲に刺激を与え、機敏で、率直である。賛成、反対のどちら側からも、楽しんで議論に加わることが多い。未知のことや、挑戦的な問題解決に対して臨機応変に対処するが、定型作業を軽視することがある。次々に新しいことや考えに掻き立てられ、自分のしたいことに、論理的な理由を見出す。

という結果になった訳だけど、

おぽ、、
超ーー!!合っているんですけどお!!!

自分でもビックリしました。ちなみに、この性格検査は50年以上の研究と開発を重ねており、世界で最も広く用いられている性格検査とのことで、特に分析好きのアメリカでは例えば飛行機で偶然隣になった人にMBTIのタイプは?と聞けば自分は何タイプだと答えが返ってくるくらい一般的なもの(ホントかよ?)らしい。講師談。ちなみに講師は医師兼ベンチャー企業経営者という最近よく知り合う独特のノリを醸し出すの方々の一人でした。


で、
ここから面白かったのは、自分とは逆の指標への理解で、一緒に仕事をやった社員の方と、うまくいった時も逆にいまいちうまくいかなかった時も含めて、振り返ってみるととても面白かった。例えば、同じ物を見ても、個々の事実を見るか(S)、全体の可能性に関心が向くか(N)確かにと感じたし、決め事をする時も、目的達成への合理性を重視するか(T)、仲間に調和する気持ちを重視するか(F)、物事に対しての姿勢も、ゴールへ道筋の綿密な計画を立てるか(J)、状況に臨機応変に柔軟に対応していくか(P)、などなど納得してしまうものが多かった。安易なパターナリズムは禁物だが、少なくとも自分以外に、15通りもの考え方や価値観があるとわかった事、そしてそれ自体には特に優劣はない事(取り組む物事に応じての適正はある)、それぞれは平等で尊重すべきものある事、などわかっただけでもとても有意義だった。

・ペルソナ
もちろん実社会においては、何らかの前提となる状況があり、ビジネスの上で、とか、学生として、とか、臨床医として、とか、チームをまとめる役割として、などと個々の状況に応じては、ベストなタイプというのは確かにあるものだ。ちなみに社会から与えられた役割に応じて形成された性格という概念をペルソナ(役割性格)というらしい。だから、つい、何か目的の持ったチームをまとめ上げ、プロジェクトを円滑に進める事が多い生活を送っていると、そのためには、1)外向や状況に広くアンテナを立てて人を巻き込み(E)、2)未来の可能性を見てそのビジョンを掲げて(N)、3)常識や固定観念を排除して論理的に客観的に本質を考えて(T)、4)変化の激しい状況にその都度に臨機応変に対応して行く(P)または入念な計画を立てて着実に遂行していく(J)、 ENTPまたはENTJというタイプが向いていると考えて、向いている=正しいのだ、と結論付けてしまっていた事に対する反省。いやー、環境って怖いものです。ペルソナ君、こんにちは&さようなら。

つまり、何が正しいかはすべて相対的で、前提となっている条件によって容易に変わるし、むしろその多様性は常に状況に応じた適正でしかなく、価値判断にはならないし、それはしてはならないという事。それぞれが正しく絶対的な優劣はないし、もちろん基本的にはそれぞれはすべて尊重する、で、今これこれこういう状況で、この条件下においては、こうやるのが一番適している、だからこのやり方でいこう、というスタンスだ。おそらく、このコンフリクトが一番起こり易いのが、思考と論理(TF指標)、判断と知覚(JP指標)のところだろうなと。ベストであるかどうかはケース次第という事で、これからはそういう風にリードするようにしよう。まあ、ぶっちゃけ自分は右手利きでいつも右手で字を書いているとしても、左手利きの人も意外と多いし、別にそれぞれでいいんじゃあいの、という事を背景としてしっかりと理解して、ちなみに自分は左手では文字はちゃんちゃら書けませんけどね、その上で右手で字を書いているかどうか、この差が大きな差なんだろうなと感じた。激しく伝わりにくいなこれ。

さて、もう一歩考察を進めるとすると、二律背反は本当にそうなの?って考えを追求してみると結構怪しいんじゃないかと思う。例えば、本当に論理と感情は相容れないものなのか、とか、外向と内向は本当に同時に起こらないものなのか、と考えると面白い。むしろ、弁証法的アプローチだが、論理的な合理性を極限まで追求するからこそ、逆に、そうでないものを楽しんだり受け入れたりするだけの心の余裕が生まれ、結果的に感情が豊かになるような。逆説的だが、どんどん外に外にと行動範囲を広げて行くと、出会う人の多様性がはっきりして、むしろ自分の内面にあるものがクリアになってくるものであったり。うーん、例えば、関東の東京から太平洋に越えて、東へ東へ進んでいたら、いつの間にか地球を一周して、気付いたら大阪に到着してました、めっちゃ関西ですけど何か?、みたいな事が可能性としてはあるんじゃないの??のような気持ち。また分かりにくい(苦笑)

ちなみにこんな風に考えてしまうのがENTPタイプの特徴だそうで。もし興味があれば自分の性格について検査してみるのをおススメします!血液型がどうとかのレベルとは次元が違うので、って最後はただの宣伝か。では。