インタビュー冒険記2 | 塾生150メールマガジンバックナンバー

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年末ですねー、2008年もあと2週間ほどです。試験ですねー、いろいろ勉強しなきゃいけない事が多くてやばいです。今週も2名のインタビュー加え、備忘録をメモ。

・慶應義塾創立150年記念福澤諭吉文明塾(名称なげw)
2008年の春からやっているプログラムが前期後期ともに修了しました。いろんな経営者やプロフェッショナルな人たちと素晴らしい同期と出会えま した。要は、慶應義塾の目的である「社会の先導者」を育成&輩出する事がこのプログラムの目的で。ただ慶應義塾の伝統や歴史を重んじる、慶應義塾のブラン ドやリソースに乗っかるだけではなく(そういう愛塾心は単なる宗教と同じ!)、そこから温故知新、学ぶべき物は学んで変えるべきものは変えて、未来の社会 に変革や開拓(自我作古)を創り出す事の出来るイノベータやリーダーが求められているという事。まさに150年目の今が義塾の変革期であり、義塾の原点で あると感じた。第ゼロ期の受講生同士で同窓会を作ろうという話になり、文明塾三田会?を設立、ここから将来はハーバードビジネススクールの同窓会を超える くらいのインパクトのある塾生の集まりになれば大した物です。
http://keio150.jp/project/programs/fukuzawa_jyuku.html

・聖路加の渡辺さんの講演会&懇親会
立教大MBAの医療経営セミナーで今回は聖路加国際病院のケーススタディが取り上げられた。簡単に言ってしまうと、問題解決のPDCAサイクルを 回してよりよいアウトプットを目指して行くとの事なのだが、それに対する力の入れ方に妥協がなかった!一度決めた事は結果が出るまでやる、成果が出たらど うして出たのか、成果が出なかったらどうして出なかったのか、何が問題なのか、どうやったら解決出来るのか、真剣に考え実行する。聖路加っていえばいい病 院って一般的にも認知されているのに、それでもなお問題はないか、より改善出来るところはないか、を追求する事。絶え間ない徹底と常に向上を目指す向上心 だろうなと思った。謙虚な反省、と、勇敢な挑戦、この両方の積み重ねをしているかしていないかが「いい病院」と「そうでない病院」を分けるのだろうと思っ た。聖路加でなくてもいいがそんな「いい病院」で研修を受けたい。
懇親会では病院関係者や医療ビジネス、医療ジャーナルのあたりの関係者と仲良くなった。実践ベースの議論には話が尽きない。
最後に関係ないが、神学者であるラインボルト・ニーバーによる「ニーバーの祈り」がとても頭に突き刺さったのでメモ。この識別する知恵、まじで欲しい!!


神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについて、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、
変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
  ラインボルト・ニーバー


・黒川清先生インタビュー
医療界・学界のドンこと黒幕?の黒川先生と奇跡的にアポが取れ、六本木の政策研究大学院大学の教授室へインタビューに言って来た。黒川先生は本当 にすごい人!!略歴で言うと、東大卒の医学博士で、カルフォルニア大学ロサンゼルス校内科教授、東大医学部名誉教授、日本学術会議会長、内閣特別顧問、日 本医療政策機構代表理事、などなど。外に出ろ、日本や小さな組織の中に生きるな、他流試合をしろ、実体験をしろ、プロフェッショナルに生きろ、などなど大 変刺激的かつ本質的なお話をいただいた。ロールモデルにしたいポイントは、
・頭の回転がもの凄い早い
・教養の幅広く深い
・行動力のエネルギーが半端ない
・物事の本質を追求している
つまり一流である事に尽きる。「実体験」というのはとても重要で、例えば、教養がないやつが教育を語っても説得力がないし、海外経験がないやつが これからはグローバル社会の時代だと言っても、学歴がないやつが学歴社会の批判をしても、一つの研究成果もないやつが日本の学界の閉鎖性を批判しても、医 療の現場の経験のないやつが医療問題を語っても、、、ちょっとズレるけどもっと言えば、金稼げないやつがお金よりも大事なものがあるとかワークライフバラ ンスがどうとか言っても、会社の経営をやった事ないやつが日本の経済はどうとか資本主義がどうとか言っても、残念ながら全然説得力ありませんけどお お!!っていう事だと思います(もちろん自戒の意味も含めて)。
いやー、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた。自分がどれだけ頭デッカチであったか、受け売りで物事を言っていたか、痛感した。何か問題 意識を持ったらそれを動かせるくらいの実体験に基づいた見識や実力を持て、という事だと思います。ビジネス書や実用書なんかは海外のを含めここ半年くらい で300冊くらい読んだし、知識面はほぼ整った感がある。要するに「理論」から「実践」への転換期を迎えているなと、2009年度のテーマは「実体験」に 決まりです!「世界級キャリアのつくり方(黒川清、石倉洋子)」はぜひ必読のおススメ。
http://www.kiyoshikurokawa.com/about.html

・フリーペーパーフォーラムを覗いた。
・試験2回(周産期、小児、救急、高齢者、東洋医学、あと何かあったな)を受けた。

・大石佳能子さんインタビュー
インターンでお世話になったメディヴァ代表取締役社長の大石さんにインタビューにいった。医療コンサルという仕事とは?から始まり、なぜマッキン ゼーから医療に?、医療を取り巻く課題や問題点、その解決策など、ケースを取り上げながら、ロジカルにディスカッション&インタビューをした。大石さんの スタンスとして、ほとんどの問題は見方を変えたり本質を見極めれば解決出来る、医療も同じという考え方は非常に共感出来た。「解けない問題」を「解ける問 題」に転換するとも言えると思う。例えば、環境と経済をトレードオフな概念と捉えてしまった段階でもう環境問題は「解けない問題」になっている。自業自得 というか、自分で問題を難しく、解けないものにしている感じが残念過ぎる。医療も同じで、医療と経営を相反するものと一度フレームワークを作ってしまう と、そこから抜け出せず、経営破綻しそうな地域の医療を担う医療機関をどうしたらよいか?という問題に出会った時思考停止する以外の選択肢がなくなってし まう。他にもいろいろな物事がいかに固定的なフレームワークに捕われているかが分かる。現実に目に見えているものを超えて、目に見えない本質を見抜く力と も呼べると思う。医療コンサルという仕事の魅力はという質問に対して、
・医療問題というチャレンジングな問題を解決出来た時のやり甲斐
・それが人の役に立っているという事
・一緒にいて心地よい人と仕事が出来る事
だそうだ。その「視力」が「問題への解決案」となり、リアルな世界での「問題解決」へと向かう、このダイナミックなやり取りを楽しめる、医療コンサルという仕事は魅力的な職業だなと思う。
http://www.mediva.co.jp/

あと試験は内科(明日)と外科(22日)で冬休みです。では!