再配達率削減の為に、置き配標準化しようという話が出ています。




Amazonは基本置き配ですし、ウーバー等のデリバリー系も置き配が基本です。


そう、海外発はみんな置き配が基本なのです。


日本発だけが対面受取になります。




以前、ヤマト運輸の人に聞いたら、基本置き配にするには登録が必要みたいで、ネットやアプリから出来るわけじゃないんですね。


担当営業所でうちは置き配にしてってお願いしてと言えば登録できて、そうなるとヤマトだろうが個人事業主だろうが置き配してくれるのですが、営業エリアが変わって、担当営業所が変わるとこの設定がクリアされます。


営業所の統合なら問題ないのですが、ヤマト内での営業エリアの変更なんて客がわかるわけないですよね。



ちなみに日本郵便は置き配出来ないと断られました。




このように個人向け配達をしている大手が基本的に置き配に消極的なわけです。


その理由はシンプルに置き配で何かあったときの荷物の品質保証出来ないからです。



窃盗に関しては置き配の場合は配達した証拠(写真撮影等)があれば、配達後の窃盗となって、宅配会社の責任にはならないのですが、中身が壊れていたりした場合の品質の判定は難しいです。


他の人が蹴飛ばして破損したのか、配達時に破損したのか特定出来ず、その場合、全て宅配会社が保証となってしまうみたいです。



Amazonは全部交換してくれますが、それは販売もしているから出来ることで、販売と配達をセットでやっていない宅配会社にそんなことは出来ません。




で、置き配をする場合にもそもそも住宅側の設備不足が問題です。


例えば、中国や他の海外では鍵付き宅配ロッカーが充実しまくりです。


一定以上の部屋数がある集合住宅は宅配ロッカー設置が義務ですし、宅配ロッカーの利用は無料ですが、荷物が届いてから48時間を超えても受け取らないと料金が発生します。


その料金が家賃とセットで引き落としされます。



また、別の国では地域でまとまった宅配ロッカーがあります。


日本でいうと公民館的な場所でしょうか。


一軒家に配達するのではなく、基本的に配達先の家の最寄りの宅配ロッカーに配達員が運びます。


で、配達するとアプリで通知が来ます。


なので、その国では大手配達会社のアプリをインストールしているのは、ほぼ全員です。


何せアプリがないと、どこの宅配ロッカーに届いたかわからないからです。


なお一定期間経つと、その宅配ロッカーがある地主(公民館なら自治体)が中身を回収します。




アメリカでは基本サインレス、置き配です。


そもそもサインが必要というのが時代遅れで、対面受取は1000円超えの追加料金がかかります。


日時指定出来ないのにですよ?




このように日本より経済規模が大きな国も、日本より経済規模が小さな国も置き配が当たり前で、それをする為の仕組みが社会にちゃんとあります。


宅配ロッカー設置してね、費用は宅配会社負担ね、ということはないわけです。


だって、家の郵便ポストは各建物所有者が設置するじゃん、郵便局が負担しないでしょ?というものです。


ちなみに、郵便物が減っているから、海外では物凄い勢いで、道端の郵便ポストも減っています。


ある国ではスマホが普及してから、なんと9割もポストが減りました。


電話ボックス並に貴重というか、郵便局すらない自治体に設置されているだけという過疎にしかないみたいです。




ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便ではアプリやLINEで事前にお届け通知してくれるシステムがあります。


これが使われれば日時指定することができて再配達減らすのに貢献出来そうなのですが、自分は三社とも登録していますが、ヤマト以外は通知が来ません。


そして株主優待は佐川と日本郵便しか配達されません。



これは佐川と日本郵便は、登録してある個人情報と氏名、住所、電話番号が一致していないと事前通知されないからで、株主優待はなぜか電話番号を記入せずに配達されるので、これが活用されないのです。


なお、株主優待を発送する側は、証券会社に登録してある電話番号という個人情報を入手することが出来ます。



ヤマト運輸は氏名と住所が一致していれば通知が来るそうです。


なので電話番号なしでも通知が来るそうなのですが、そもそも株主優待がヤマトで届かないので、本当か知る術がないです。



思うのですが、そもそもそこまで細かくする必要あります?


個人的には氏名と郵便番号一致だけで通知すれば良くない?


同姓同名の人が同じ郵便番号のエリアに住む可能性はゼロではないですが、限りなくゼロだと思うんですよね。




後、宅配ロッカーが使いにくいです。


自分は住宅が密集するエリアにすみ、愛知県の中では利用者が多いほうの駅の徒歩圏に住んでいますが、駅にも宅配ロッカーがありません。


コンビニ受取が最も近く、その次となるとヤマトなら営業所の宅配ロッカーになります。


この規模の住宅街ですら宅配ロッカーが普及しないのは、地方が鉄道社会ではなく、車社会だからですね。


車となると、帰宅時の経路が多様化するので、設置効率が難しいのでしょう。


イオンモールにならあってもいいと思うけど、どうなんでしょ?




正直、置き配を標準化するには日本の配達環境は途上すぎます。


いや世界的に見れば時代に乗り遅れた後進国です。


それは裏を返させば、宅配ドライバーの質が高いからと言えますが、政府が本気で変えたいというならば、新築住宅は部屋数問わず全て宅配ロッカー設置義務にするくらい法改正してもらわないとね。