アメリカは日本と異なり、デフレになっている期間が短く、ここ2、30年ではほぼインフレです。
それと関係あるかは不明ですが、アメリカ企業は株主優待がある企業がとても少ないです。
株主優待は外国人投資家には無駄な制度ですし、それよりもその分を配当に回して増配したり、配当利回りを上げたほうが株価が上がるというのもあります。
日本では個人株主に人気の株主優待ですが、緩やかでもインフレが続くとなると、株主優待があるのはいいとは言えなくなりそうです。
というのも、殆どの企業は物価が上がっても株主優待の価値を上げたりしません。
一部企業では+で長期保有特典をつけたりしていますが、それ以外では増えないので、インフレが続くほど株主優待の価値が下がります。
というのも、外食企業だと、自社割引券○千円分とかですが、値上げしていくとこれまでよりも優待で食べれる物が限定されていき、足が出た分の自己負担が増えていきます。
食品メーカーだと自社商品○千円分詰め合わせだったりが多いですが、これも値上げで定価が上がることで、中身が減っていきます。
まぁ業績好調で増収増益だと配当利回りが下がってしまう企業が殆どですが、株主優待は中身が増えたりしないので、株価が上がるほど優待利回りが下がっていきます。
とある企業の株主優待は5年前は優待利回り7%でした。
配当利回りが1%あるかないかでも高利回りと言えましたが、今では配当利回りは0.5%もなくらいで優待利回りは3%もありません。
半分以下です。
こうなってくると、株主優待は何でもいいとは言えません。
JRのように○%割引券とか、鉄道会社の片道のみ無料乗車券ならば、値上げに比例して価値が上がるので有用と言えます。
また、カタログギフトから選べるのもカタログギフト内の価格帯がどう変化するかにもよりますが、ありでしょう。
以前届いた株主優待の会社の、2年前に届いた人のブログを見つけたのですが、写真を見たら中身がめっちゃ減っていて思い至りました。
こうなると、株主優待目当てで買った銘柄は売却しようかなとも思ってしまいます。
配当利回りがいいわけではないですし、株価の伸びも悪くはないけど良くもない。
10年持っていて2.5倍なので含み益が潤沢と言えますが、株主優待がなくてもっと伸びている企業や配当利回りがいい企業はたくさんあります。
それらの原資にするべきかと思ったりします。
例えば先日書いたファーストリテイリングは金が足りないけど、任天堂でもいいわけです。
ソフトバンクグループや半導体銘柄ほど乱高下が激しくないですし、次期ハードがヒットすれば株価が爆上がり間違い無し。
配当利回りは3%未満ですが、世界で愛され期待されまくり企業です。
配当無視ならソニーもありです。
PS5は大して売れないと思っていますが、ソニーの稼ぎ頭はそれじゃないので、PS5が成功しなくても株価が上がっていますからね。
映像関連が不振でも祖業が強いので安心ではあります。
メガバンクも候補に入れたいですね。
日銀がマイナス金利止めただけで株価爆上がりで、緩いインフレが続くようならば金利収入で増益が見込めます。
特にメガバンクは海外投資や海外事業も豊富なので、インフレ経済、デフレ経済、どちらにも対応出来ます。
以前は高配当利回りでメガバンクなのに配当利回り4%超えとかでした。
メガバンクに預金するより株主になったほうが良かったわけです。
流石にコロナ禍を底に株価上がりまくりで、毎年増配しているのに利回りが低下していて3%未満ですが、メガバンクなら倒産リスクがないというのもありますね。
(海外事業一つで一気に赤字転落のストップ安はあり得ますが)
株を買うことには応援と言う意味があり、自分が株主優待狙いで買った企業も、99%がその企業や商品、お店が好きだからです。
ですが、そこを投資家としての視点で見てしまうと、もっと稼げる株があって買いたい欲が高まり、そうなると、そういった応援している企業を手放そうかなと考えてしまいます。
株に好みや人情を差し込むべきか否か。
成功する人は冷徹に売買出来るんだろうなぁ。