久々に連絡を取った友人が、4月から過去一で多忙だという話をしていました。




最近では残業嫌が増えているそうですが、友人は残業代をしっかり出すならOKなタイプです。


そして友人が働く会社は何なら多めにくれる会社です。


というのも、勤怠を5分単位で管理しており、例えば1時間3分残業したら、1時間5分残業したとみなして、残業代を支払うそうです。


少ない分には無賃金労働、サービス残業ですが、多い分には文句言う従業員はいないことでしょう。




そんな友人の前職もまた特殊な勤務形態でした。


というのも4ヶ月の繁忙期、4ヶ月の閑散期、4ヶ月のそれ以外という3種類の勤務形がありました。



4ヶ月の繁忙期は日曜日のみ休みの6勤1休です。


これだけだとハードですよね。



4ヶ月の閑散期は3勤4休です。


なので、年単位で見ると、日本の平均よりも休みが多かったそうです。


ちなみにそれ以外のときは5勤2休です。



6勤1休と3勤4休で月給同じなのは何か納得行きませんが、これは月給をばらけると安定した収入にならない為なんだとか。


とはいえ、3勤4休ならば、副業もやりやすそうですね。




自分も過去には特殊なシフトで働いたことがあります。


そこは3勤3休でした。


シフトは8~20時と20~8時で、休憩が45分2回です。


1日12時間拘束なので、仕事の日は仕事終わりに遊ぼうというのは体力的にも時間的にもありませんでしたが、月の半分がお休みというのは肉体的にも精神的にもかなり良かったです。


昼夜逆転も年末年始出勤も全く平気です。


むしろ、これまでの仕事の中ではこのシフトが一番良かった。


働く日はガッツリ働き、休む日はガッツリ休むで、短時間で多くの日数働くより全然いいです。


まぁそうそう自由に決められるものではないですね。



有給3日当てれば9連休なので、年に数回海外旅行行っている人もいました。


更には休日出勤も月3回までは出来て、それだと週50時間超えなのに、40時間超えくらいしか肉体的な披露はなかったです。



じゃあ給料はというと、基本日給×出勤日数という形式でしたが、この基本日給は2万くらいです。


毎日残業するのが確定しているので、1年目からこうなり、更には休日出勤すると2.8万くらいです。


月3回は休日出勤出来るので、フルならば8万円以上貰えることになります。


休日出勤は残業代同様に25%アップでいいのですが、なぜ高いのかというと、働いていた現場で最低必要人数が決まってきました。


それを下回ると生産性が下がるのではなく、生産が止まります。


なので、有給で休むところは誰かが入ってもらわないといけないわけです。


そこでギリギリの25%でケチって生産が止まったら、桁違いの損失になるので、人数不足で止まらないように、高くして休日出勤もしたがるようにしていました。


実際、職場の同僚はみんな休日出勤したい人間で、奪い合いでもありました。


俺この日休むから出てよ、と口裏を合わせ、その相手が休むときには俺が出る、みたい関係もあったくらいです。


実際には病欠による突発休暇の可能性もあるから、通常人員数は余裕がありますが、その割には仕事に余裕はなかったなぁ。



とはいえ、手取りで40万に達したのはこの会社にいたときだけでした。


ではなぜ辞めたかというと、契約社員だったから。


そして本来ならば契約満了まで働くと、正社員の流れだったのですが、リーマンショックとぶつかって、業績が落ち込んだ為に、正社員採用を止められてしまったというわけです。


ちなみに契約社員を採用しなくて、その後釜は派遣会社に任せたようですが、残っていた正社員の人が言うには、給料いいから人は来るけど、変なの多すぎて生産性はガタ落ちだったようです。


給料いいんだから、もちっと人を選んで派遣してくれないのかな。