KDDIの決算書類を見て、不思議に思うことがあります。
KDDIの決算は増収減益でした。
KDDIは22期連続増配している企業であり、株価も安定しており、一時的な減益も心配はなさそうです。
通信事業以外も順調に成長しており、通信以外の様々なインフラを手掛けています。
そんなKDDIの最大の損失は楽天モバイルへのローミングです。
これがなんと約400億円の損失です。
これはKDDIフィナンシャルグループの営業利益が丸々吹っ飛んでいることになります。
利益率が高く、稼ぎ頭でもある金融事業の利益分の損失をなぜ放置しているのでしょうか。
別に楽天モバイルは他に頼れないから強気で値上げしていけ、とは言いません。
これで利益を出せとは言いませんが、±0くらいまで楽天から徴収していいのではないでしょうか?
もちろんそうなったら楽天モバイルの黒字化は永遠に無理かもしれませんが、楽天モバイルはKDDIからしたら業務提携しているわけでもない敵です。
敵に塩を送るどころか生活費送っているような状態は疑問です。
しかもこれは一過性ではなく、何年も続いています。
これがなければ更に増配していたかもしれない!