JR東日本の中央線快速電車では、少しずつグリーン車運用に向けて変化しています。




しかしながら、中央線快速は混雑率が高く、運転本数も多い路線です。


コロナで減便したにも関わらず、今でもラッシュ時には2~3分置きにやってきます。


しかも東京駅は線路2本で折り返すので、折り返し時間は2分しかありません。


既存のグリーン車連結路線では、10分以上の折り返し時間を設けていますから、これまでとは大きく変える必要があります。



個人的な予想では一部電車を新宿止まりにして、朝は新宿駅下りホームで折り返し、夕方は逆に上りホームで折り返すことで、東京駅の折り返し時間を確保するのかな、と思っていましたが、公式サイトにヒントがありました。




それは車内清掃をするJR東日本の子会社の求人です。


今、清掃スタッフを絶賛募集中なのですが、そこでの業務内容に、グリーン車のゴミ拾いとありました。


東京駅以外での清掃スタッフの業務内容には清掃が入っているのに、東京駅担当だけはゴミ拾いと書いてあるだけなので、これはゴミ回収だけなのかもしれませんね。




利用者が多いのは朝の時間はグリーン車で飲酒されることはないので、吐瀉物とかの時間のかかるものは少なさそうです。


朝食のゴミやペットボトルくらいで、ゴミ回収だけならば、1分もあれば出来るでしょう。


それでも4~5人は必要ですが。



夕方は清掃中に乗ってきそうな気もしますが、夕方こそ新宿始発を増やすというのも手です。



というのも、快速電車に連結されるグリーン車は自由席なので早い者勝ち。


なので、全便東京駅始発だと、東京、神田、御茶ノ水、四ツ谷で全席埋まる可能性すらあります。


新宿からの需要も多いのに、新宿客は特急使えというのはちょっとかわいそうです。



ここで毎時2~4本程度新宿始発にすれば、クレームも減らせるし、新宿客がはなから期待しないなんてことにならなくなるかと思います。




また、中央線は運転本数は減らさないはずですが、末端の立川、高尾、青梅等ではしっかり車内清掃をすると思われます。


だいたい10分程度で折り返すようですが、ダイヤが乱れると、車内清掃する時間足りなさそうですね。



例えば新幹線だと10分遅れで東京駅に到着した場合、清掃スタッフを増員して時短して、遅れを減らすように努力しますが、これまでのグリーン車ではそのようなことをしてこなかったから、中央線でもそこまではしないでしょう。


そうなると、遅延回復は難しい?