学食経営というのはかなり苦しい状況です。




給食も給食費の値上げが限られ、経営難からギリギリになって経営破たんして給食提供できなくなったりしていますが、学食というのは更に厳しいです。



そもそも学食は高校や大学にありますが、給食は生徒と教師全員が食べますが、学食はそうではありません。


更には食事補助とかなしで安く済ませないといけないので、かなり厳しいわけです。



これが社食になると、会社が半額やそれ以上負担していたりもするので、1000円の定食を500円で提供出来たりするので、利益もしっかり出せます。


まぁ、大企業になると、そもそもグループ会社に給食会社を持っていて、そこが社食を運営していたりもしますね。




少子化で生徒数が増えないので、経営が良くなる兆しもありません。


そんな中、逆に飲食業の企業が学食に参加しています。



愛知県ならばスガキヤが単独で展開していたりしますが、他にも地域によって利益が出なくても学生の胃袋を満たしたいと参入するようてす。


例えば創業の地の学校や、創業者の出身校の学食に参入するようです。


福岡県には一風堂のラーメンが500円で食べられる学食があるそうで、めちゃくちゃ羨ましいです。



また、別の学食ではなんと利益は学食の人件費分しかないというくらいの原価率。


それだけ安くしたことで、学生の学食利用率は99%を超えるというから凄いです。


しかも食材はグループ飲食店と共同調達し、食材の下拵え等は同じセントラルキッチンでやります。


最終調理のみ学校でやるということで、徹底的なコストダウンを計っているようです。


それにより、低価格をキープしているようです。


味はグループ飲食店と同じで、低価格という最高の環境。


自分が高校のときは学食がありましたが、一度も利用しなかったなぁ。


安いという印象もなかった気がします。




ちなみに前職は社食が美味しかったので、毎日社食のお世話になっていました。


会社が負担していて安かったのもありますね。




役場とかにある食堂は一般開放されていますが、それによって逆に休み時間帯に混雑するので、役場の職員が食堂を使いにくいという悪循環が発生していたりします。


市民課なら交替で休憩取りますが、市民窓口がない部署は同じ時間ですもんね。


役場職員優先レーンとかあってもいいと思うの。