初めて徳兵衛という寿司屋へ行ってきました。




徳兵衛はステーキ宮と同じアトムという会社が運営している回転寿司屋です。


アトムは福井県創業の回転寿司屋で、その後、他のレストラン経営をしたり、コロワイドグループに入ったりして愛知県や今の神奈川県に本社を移転してきています。


そんな徳兵衛が福井県フェアをやっていたので、期待満々で行ってみたわけです。

(福井県フェアは新幹線開業に絡めたと思われます)





今時のタッチパネルで注文する方式。

これだと炙りなのに炙りを言わずに注文してこれ違うとかオーダーミスを防げますので、チェーン店では定番ですね。

また、価格が細かく別れているので、タッチパネルに皿の色毎の値段表があるのが嬉しいところ。

タッチパネルに値段は出ますが、くら寿司やスシローのような低価格帯じゃないので、価格を気にするお客さんも多そうです。

価格帯は、関東で言えば銚子丸クラスでしょうか。



驚いたのは平日12時前には待ち客がたくさんいたことです。

カウンターこそ2席だけ空きがありましたが、決して安くないのに、この人気は更に期待します。




メニューはタッチパネルの他に黒板にも書かれています。


こちらはフェアメニューと数量限定商品が書かれています。


何気にここ大事です。



平日ランチはセルフであら汁無料です。



あらは血合いの部分もあれば、トロに匹敵する部分もあり、大きな塊がたくさん入っていました。


あら汁は骨が多いから食べづらくはありますが、あらから出た出汁でめっちゃ汁が美味しいです。






最初はこちらは。


がさえびと、春三昧(生しらすと生桜えび、アセロラ真鯛、あおりいか)


がさえびは初めて食べましたが、えびの旨味が濃い目、甘さは控え目です。


美味しいけど、これが本まぐろの大トロと同じ値段と言われると、他のえびでいいかなという感じ。


流石に高い。


アセロラ真鯛は普通の真鯛との違いはわからず、生しらすと生桜えびはレアな商品で、生桜えびは静岡県の隣なのに基本的には食べられませんから価値があります。





コハダとまぐろ赤身。


コハダは安い回転寿司チェーンにはないのですが、青魚で一番好きです。


まぐろはメバチかな?


わさびが透けているくらいの薄切りなので写真に騙された感がありますが、ネタの質は高く、薄切りなのにまぐろの食感、風味、味はしっかりありました。





のどぐろの炙り。


本日のおおすめになっており、通常より100円安いお皿になっていました。


これで640円はめっちゃあり。


がさえびよりこっち。


炙りの香りもいいですが、のどぐろの脂の旨さはこのお店でもしっかり感じられました。





金目鯛炙りとえんがわ。


金目鯛炙りが炙りコーナーになくて、かなり探しましたが、のどぐろに次ぐ美味しさでした。


この金目鯛の濃い味はスシローでは食べれないな、と言えるくらい金目鯛の味が濃かった。


えんがわは特有の食感と甘さがしっかりありました。





海の幸軍艦。


切れ端を使ったメニューですね。


なので、入る具材はその日によって異なります。


海苔の香りがしっかりあって、香り的には海苔が前面に出ていて、何の魚かわからなかったです。





最後はかんぱちとつぶ貝。


こちらもまた薄切りでわさびが透けていたので来たときはがっかりしましたが、どちらも味が濃くて、新鮮さが伝わりましたし、つぶ貝はしっかりコリコリ食感がありました。



ガリは甘すぎず酸っぱすぎずで、口直しにちょうどいいのですが、一枚一枚がでかいので、口直しに食べるにしては一度に食べる量が多くて、ガリの後味をお茶で流さないといけないのが残念でした。



お会計は10品で4000円超えるのでスシロー等に慣れていると、たっか!と感じますが、寿司はスシロー等よりネタが大きいですし、その分、ネタの香りや味も濃く感じました。


クオリティからすれば、決して高すぎるということはありません。




ちなみに今回はアプリの5%オフクーポンを利用し、更にはアトムの株主優待ポイントを全部投入しました。


ステーキ宮行くよりは満足感は高いかな。


ただ、家から近いわけではないので、スシローと比べると頻繁に行けないのが残念です。



東海地方以外はほぼないので、もっと店舗数増えてほしいなとは思いますね。