調査会社のデータによると、よく行く飲食店、馴染みの飲食店の値上げに賛成の人が圧倒的に多いようです。




選択肢としては、値上げ、値段据え置きで減量、値段据え置きで味が落ちる、値段据え置きで廃業の中で、値上げが80%の得票数だったそうです。


この値上げも100円未満と100円以上という2つに別れていたようでしたが、それは料理や店によって異なりますよね。


定食なら100円は許容されるでしょうが、居酒屋の酒を100円も値上げしたらどうでしょう?


ということで、値上げ額に関しては2つに分けても意味なかったような気もしますが、多くの人はやはり値上げしてでも今の味、今の量というのを維持してほしいという結果でした。



確かに自分もそうです。


よく行く店は株主優待券を使う店以外になかったりしますが、個人営業の飲食店でお気に入りの店は値上げしたとしても、クオリティが落ちていないなら行きます。


ラーメンが150円値上げしたお店もありますが、良さを知っている自分としては、まだまだその価格なら食べたいです、という感じです。



多くの飲食店は常連やファンからこう見られていますが、食品メーカーは飲食店と異なるせいか、単純な値上げよりもステルス値上げを求めます。


最近では値上げと減量のダブルも増えてきました。


リニューアルと称して、原材料の順序が変わりつつ減量と値上げというトリプル値上げで利益確保もしているようです。


店頭価格で上がった感を見せないと、一定数の顧客は味が多少落ちたとしても買ってくれるのは、メーカーの持つ購買データからわかっているからなのでしょう。


ただ残念な味のものを食べていると、味覚が変わってきてしまい、濃い味、単純な味ばかり好むようになります。


そうなると驚くことに、国産牛と中国産牛どころか、国産牛と中国産豚の違いすらわからなくなるそうです。


いつもタレの味で食べているから、肉の味って?ってなるんでしょうね。




いつも買う、よく食べる物はなぜなのか。


安いから?美味しいから?


そこを一度じっくり考えると、味を変えてまで値上げ幅を押さえようとする企業努力は凄いですが、そういう物は買わなくなっちゃいますね。




ロッテリアの絶品チーズバーガーを登場以来に食べましたり


登場したときはパティとチーズの美味しさとそのバランスに感動しましたが、最新の絶品チーズバーガーは登場当初の良さはなくなりましたね。


ただのチーズバーガーよりは美味しいのですが、あれこんなもんだっけ?と拍子抜けする程度で感動はありませんでした。



絶品チーズバーガーの価格はモスのメニューで見れば高いほうではありません。


むしろモスの新とびきりバーガー なんて700円近くしますから、本当に旨い物を作った自身があるならば、これくらいの強気価格でもいいのかも。



余談ですが、新とびきりバーガーがシンとびきりバーガーと流行りに乗っからなかったことにも好感を抱きました。