中国の実業家がコロナが空けて、久しぶりに日本にやってきて感動していました。




彼は日本企業との取引で事業を成功させた富豪なのですが、仕事で日本に来ることはほぼないそうです。



それでもコロナ前は月一以上の頻度で来日していました。


それはなぜかというと、日本食を食べたいから。



中国には日本料理屋がありますし、日本の外食チェーンやコンビニもあります。


しかしながら、殆どが中国人向けにアレンジされた味。


それは美味しいのだけど、親しみやすさを優先している為か、本格さを感じないそうです。


しかしながら日本でならリーズナブルで本格日本食がどこででも味わえます。


すき焼きやしゃぶしゃぶは高級料亭じゃなくても、中国で食べられるすき焼きより美味しいらしく、小学生くらいの息子は日本で初めてすき焼きを食べたときに美味しくて感動した結果、泣いてしまったそうです。



懐石などの高級料理も食べるようですが、基本的には庶民向けの飲食店ばかり。


安いだけなら中国にもたくさん店がありますが、美味しさのレベルが異なるらしく、中国に進出しているチェーン店でも日本で食べたりするそうです。



家族の中で日本語に堪能なのが実業家だけだから、常に家族揃っての行動になるそうですが、日本のコンビニでしか売っていないお菓子とかを見かけると買ってしまうから、一度の来日でコンビニは一回だけ、というルールまで決めているんだとか。


一度でカゴ二つ分も買ってしまうそうだから、コンビニ側としてもなかなかいない爆買いでしょうね。




ちなみに日本でも中華料理屋に行ったりするそうです。


中華こそ中国のほうが美味しいでしょ!って思うのですが、中国では焼き餃子やエビマヨや汁あり担々麺はどこででも食べられる中華ではありません。


日本で焼き餃子のない中華料理屋はないというくらい定番ですが、焼き餃子は店によって味が異なることから水餃子や蒸し餃子よりもバラエティに富んでいるんだそうです。



むしろ簡単に導入できるエビマヨや汁あり担々麺がなぜ中国で広まらないのか不思議だそうです。


なお、冷やし中華をメニューで初めて見たときは夫婦揃って笑ってしまったそうです。


中華らしさがわからんと。


でも美味くて、中国にも冷やし中華ほしいと言っていました。


日本じゃ夏の定番料理ですね。




そんなんなので、コロナで日本に行けないというのは、ロックダウンで家から出ることすら許されなかったのと同じくらい辛かったそうです。


何せ、その溜まっていた日本食への欲が爆発した結果、日本にいた一週間で5kg太ったそうです。


美味しい物でも食べ過ぎたらあきまへんがな〜。