炊飯器の値段ってピンからキリまであって、どう違うのかもなかなかわかりづらくありませんか?
初っ端から横道にそれますが、ピンとキリはポルトガル語で、1と10を意味し、1を意味するピンが上位で、10を意味するキリが下位という使い方なんだそうですよ。
閑話休題して、炊飯器は高い物ほどもちろん美味しく炊けます。
それは様々はサイトで食べ比べしていて、どのサイトでも結論は高い炊飯器のほうが誰が食べても美味しく感じるというものでした。
じゃあお米はどうなのでしょう?
高い炊飯器安い米を炊いたのと、安い炊飯器で高い米を炊いた場合なら、安い炊飯器で高い米を炊いたほうが美味しく感じるそうです。
というのも高級炊飯器はお米の持つ美味しさを100%引き出せるように炊きますが、100%は超えられません。
しかし高い米は元々のポテンシャルが高いので、安い炊飯器で70%くらいしか引き出せなかったとしても、それでも美味しさは安い米に勝るそうです。
なのでどちらにも金をかけられないという場合は、中価格帯の炊飯器に高い米が一番美味しく食べられるのかな。
炊飯器の容量は3合炊き、5.5合炊き、10合炊き(1升炊き)があります。
今はたぶんこの三種類しかないかと思いますが、なぜ5.5合なんでしょうか。
昔は合単位でしたが、今は計量法上、リットル計算しなくてはいけません。
3合は約0.5L
5.5合は約1L
10合は約1.8L
というわけで、5合ではなく5.5合炊きになっています。
売っているお米は合を止めてg単位なのだから、炊飯器もリットルに統一すればいいのですが、そうしたら混乱しまくっちゃうよね、という配慮に配慮を重ねた結果、約でまとめられる上記の三種類のサイズばかりになりました。
余談ですが、限界容量で炊くよりも、少な目で炊いたほうが美味しくなるようです。
大体1割くらいは少ない容量のほうがいいみたいで、それなら、実質2.7合、5合、9合炊きということになりますね。
ちなみにうちの5.5合炊き炊飯器は普通炊きは5.5合炊きできますが、更に美味しく炊く設定だと5合までしか炊けません。