八月の献立 魚介類編 | 蝶に魅せられた旅人

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魚介類編。

【海鮮ちらし寿司】

具は海老、イカ、筋子、とびっ子、錦糸玉子である。生の魚は入ってない。自分としては、あまりない具の構成だが、当然ながらに美味い。

 
【焼き鱧】

ハモに金串を刺してガス火で炙った。
もっと鮮度の良いものなら半生にしてた。それが一番美味いからだ。山葵と塩、山葵と醤油で戴いた。

 
【マツイカ生姜醤油】

外国のイカさんであるマツイカをサッと茹で、生姜醤油で食った。普通に旨い。

 
【メジマグロの塩締め】

メジマグロの名前で売られていたが、ようはクロマグロ(本マグロ)の幼魚である。メジマグロは関東での呼び名。関西ではヨコワ、又はヒッサゲやヒッサゲマグロと呼ばれる事が多い。ヨコワの語源は横輪。体に横帯模様がある事に起因する。ヒッサゲの語源は引っ下げですな。手に引っ下げられるくらいの大きさからきている。
そうゆうワケだから、旨くないワケがない。


【ニッスイの鱧入りちくわ】

ニッスイの太ちくわは、ワシの一番好きなチクワだから、鱧入りだともっと旨いんじゃないかと期待した。けんど、期待ハズレどした。普通です。

 
【鰆の糀味噌漬け】


マルコメの『糀美人みそ漬けの素』に二晩ほど漬け込んだモノを焼いた。


良いサワラだったので、旨かったなり。

 
【平目の昆布締め】


8月初めと半ばの2回も作った。偶々、安く手に入ったからだ。
ヒラメを酒で洗い、昆布に挟んで一晩おいた。
食べる時に塩か醤油をつけて食う。
言わずもがなの旨さです。

 
【カラスカレイの煮付け】

コレも定番ですな。カラスカレイは身がトロトロで好きだから、安くなってたら必ず買う。味は極力上品に作る。醤油と砂糖と味醂でベタベタの煮付けは、田舎臭くて嫌いなのだ。

 
【小柱の刺身】

小柱とは、バカ貝(青柳・アオヤギ)の貝柱の事である。
因みにバカ貝の語源は諸説あるが、いつも貝の口をあけてオレンジ色の斧足を出している姿が、あたかも口を開けて舌を出している「バカ」のように見えるからである。

美味いね。旨味成分は肉類のイノシン酸とか昆布のグルタミン酸とか色々あるが、貝の旨味成分はコハク酸である。出汁としてはコハク酸が一番旨味が強いような気がする。

そのまま食べても充分旨いが、塩を少し振ると更に美味い。もちろん醤油をつけて食っても旨い。
でもバカ貝は関東を中心に流通しており、関西ではあまり見掛けないんだよね。美味しいのにね。残念である。

 
【小柱のオリーブオイルあえ】

上の刺身に途中からエキストラヴァージンオリーブオイルをかけた。塩を少しかけて食う。
コレまた美味い。醤油を少し垂らすと更に美味いっす。

 
【マツイカとオクラのオリーブオイルあえ】

エキストラヴァージンオイルと塩か醤油の組合せで食べる。自分は最初は、やや薄めに塩を振って食べ、途中から醤油をかける事が多い。
簡単だし、白ワインにメチャメチャ合うので試されたし。

 
【かつおの塩タタキ】

サクで買ってきたカツオを軽く塩揉みし、20分おいて流水で流す。水気を拭いたら、厚めに切り、ネギとニンニクを添える。
先月も食ったが、何度食っても美味い❗
 
                  つづく

次回は、魚介類編の第二弾です。