瀬戸焼は高級品というよりは、生活必需品が多く焼かれ、大量に製造されました
焼き物というと、ロクロを回して一つ一つ粘土の形を作っていくというイメージですが、そんなやり方では到底追い付きません
で、木で型を作ってそこに粘土を入れて形成して大量生産していました
ところで、これは何を作る木型でしょうか
正解はこちら
何とお便所
このタイプのお便所は地方に行けばたまに見かけますが、明治時代から造られてるんですねぇ
瀬戸焼は食器だけでなく、衛生陶器としても使用されました
この瀬戸蔵ミュージアムでは、工程順に展示されており、かなり見応えがあります
そして、最後の工程は出荷するための集積場です
ここは、先ほどの旧駅舎の前にあります
つまり、瀬戸電は瀬戸物を日本、世界各地へ運ぶための鉄道として造られたのです
改めて旧駅舎をみていると、面白いものがありました
それがこちら
まだたまに見かける丸形ポストですが、何とまだ現役バリバリです
つまり、このポストに手紙を入れても、ちゃんと届きます
あと、旧駅舎に駅名標がありましたが、これはデザインは今と同じものでした
ということで、瀬戸蔵を出てもう少し瀬戸の街を歩きたいと思います
つづく