和歌山電鐵のたま電車が終点の貴志へ出発しました
和歌山を出ると少しJR紀勢線の線路と並行して、別れてすぐに次の田中口に着きます
そして、次の日前宮で対向列車との行き違いで、いちご電車と列車交換します
その先の交通センター前では家族連れが結構乗ってきて、賑やかな車内がさらに賑やかになります
途中の駅で『鉄道むすめ』の幟と自販機があり、他社では目立つ存在ですが、たま駅長擁する和歌山電鐵では少し地味な存在になっています
ちなみに、たま電車を含め和歌山電鐵の電車には、先ほどのJRの電車とは違い、車内にトイレがありませんが、過ぎゆく駅を見ていると、全てではありませんがホームに小さなトイレが見られます
ただし、場所柄見かけは都会ではまず見かけない、昔懐かしのボットン便所のようで、我々男子でも最低限の『仕事』をするのが精一杯な代物のようです
そして、ほぼ中間の伊太祁曽に到着です
この駅には和歌山電鐵の本社があり、車庫も併設されている和歌山電鐵の要の駅です
もちろん行き違いが可能な駅で、ここでは『うめ星電車』とすれ違います
伊太祁曽を出ると車庫が見え、可愛らしいイラストが描かれた電車が留置されています
そして、山の中を黙々と進み、いよいよ終点の貴志に着きました
ホームには『たま大明神』なる小さな神社が建っています
もうたま駅長は神様なんですね
この貴志駅の詳細は次回に詳しく紹介するとして、ちょっと変わった施設があります
それは、貴志駅の先にある踏切です
しかし、貴志駅がこの路線の終点なので、この踏切に通常の旅客列車が通ることはありません
踏切の先の車止めの手前に屋根が付いているので、恐らく保線用の施設だと思うのですが、恐らくこの踏切が作動するのは終電が終わった夜中だと思います
では、次回は貴志駅の詳細と、たま駅長の後継者をお伝えいたします
つづく
