心理カウンセラー・公認心理師の
栗林あや(いがぐりこ)です。
毎日の生活で、心が揺さぶられるような、いろいろなことが起こりますよね。
周りからのちょっとした言葉や、ネガティブな出来事で、心がザワつくことあります。
朝目が覚めてから、夜眠るまでに、私たちの心は絶え間なく動き続けています。
そんな中で、たとえ心が落ち込む出来事があったとしても、
心がまた、元気に「大丈夫!」と立ち直れるかどうかが、これからの自分を左右します。
心が強く、しなやかであること。それが「心の回復力」です。
では、この大切な力をどうやって育てていけばいいのでしょうか?
まず、一息ついて、自分の心に耳を傾けてみましょう。
「今、私ってどんな気持ち?」
と自分自身に問いかけることから始めます。
朝の忙しい時間でも、「私は今、どんな顔をしてるかな?」と鏡を見るのと同じように、自分の心の内面を覗いてみるのです。
心の内側を覗いて、たとえば、仕事でイライラしていると気づいたとき、
「このイライラは本当に自分のものなのかな?」とふと考えてみる。
実は、周りの空気や他人の感情が、知らず知らずのうちに、自分の心に影響を与えていることがあります。
これって、自分の心が他人の心と、必要以上にリンクして「共感」しすぎてしまっているから。
たとえば、職場にいる上司がイライラしているのを見て、
自分も気づいないうちに、イライラしてしまうことがあります。
ちょうど、笑っている人を見ると自分も笑顔になるあの感覚です。
これは、脳の「ミラーニューロン」という働きなのです。
「もしかしたら、自分は、他人の感情を汲み取ってしまいすぎてるのかも??」と、そんな自分に気づくこと。
これが心の回復力にとって大事なことのうちの一つです。
心が揺れ動いたときは、「この気持ち、本当に自分のもの?」と立ち止まって考えてみる。
誰かがイライラしているのを見たからといって、自分もイライラする必要はありません。
そんな時は、意識的に笑顔を作ってみたり、深呼吸をしてみるといいかもしれません。
そして、自分自身に優しく問いかけてみてください。
「私が本当に心から求めていることは何?」
「私は、本当はどんな気持ちでいたい?」と。
自分の本当の願いを知ることで、心はもっと自由に、もっと軽やかになれるはずです。
心の回復力を育てることで、毎日のちょっとした出来事も、少しだけ楽しく感じられるようになります。
今日からでも、ちょっと自分の心に耳を傾けて、その声に素直になってみましょう。
そうすれば、きっと明日からの自分がもっと楽になりますよ。
※内容とは無関係です。すきやき食べたい・・・
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