心理カウンセラー・公認心理師の
栗林あや（いがぐりこ）です。
今日は、インフルエンザの予防接種を受けるために、近くの開業医に行ってきました。
この医院、実は、評判があまり良くないのです。(笑)
昔からある「なんでも診てくれる開業医」で、
無愛想なおじいちゃんの先生が、年寄り相手にバンバン湿布薬を出すような（←比喩表現です）個人医院なのです。
でも人気がない分、待ち時間が短そうで楽だったので、選びました。
で、早速医院に行ってみたら・・・
なんと・・・
注射してくれたのが、医者ではなく、看護師さんだった・・・。
（医者は隣の部屋で別の患者診てた）
注射する前の問診も無し。
（他の病院だと、胸の音聞いたり、喉を見てから注射する。）
注射後の異常確認も無し。
（他の病院だと、別室の待機室に案内されて、30分くらい異常がないか安静にしてから帰される。）
「え・・
看護師さんが注射していいの・・・？」
と思って、ちょっと心配になって、調べてみると、
看護師さんがインフルエンザの予防接種をするのは問題ないことだと分かりました。
こちらのリンクにも詳しく書いてあります↓
知らなかったです。
接種が終わってからは、特に何もなく、あっという間に会計を済ませて帰宅。
病院にいたのは、3〜5分程度。
超マッハで終了しました。
このあっけなさが、評判のよくない理由の一つかもしれません。
でも、一方で思ったんです。
「これはこれで良い面もあるな」って。
サッと終わって、他の患者さんとの接触も少なく、感染リスクを抑えられるという点では、実はとても便利かもしれないと思いました。
私が求めていたのは単にインフルエンザの予防接種を受けること。
その点では、この医院はちゃんと役割を果たしてくれました。
逆に、「ちゃんと先生と会話して、心配事を相談して、安心してから接種を受けたい」と思う人にとっては
完全NGだし、「ありえない病院」って感じると思います。
私たちはよく、周りの意見に流されて、物事を判断することがありますよね。
でも大事なのは、自分にとって何が必要か、何が合っているかを見極めること。
評判が良くないからといって、全てが悪いわけではありません。
先入観を持ちすぎると、時には「意外な利点」を見逃してしまうこともあるのです。
（ちなみに、この評判の悪い医者は、うちのお婆さんが在宅介護で93歳で亡くなった時も、駆けつけて死亡診断書を出してくれました。この時もマッハでした。)
（家から近くて、無愛想で診察もさっさと終わって早いので、高齢のおばあさんが通院する「かかりつけ医」にするには便利だったのです。）
評判よりも大切なのは、そのサービスや商品が「自分の目的に適しているかどうか」という点です。
この経験は、日常生活のあらゆる場面にも当てはまると思います。
例えば、あまり評判の良くないレストランが、実は自分の好きな味を提供していたり、
評価の低い映画が、自分にとっては心に響く内容だったり。
大切なのは、自分の目で確かめ、自分の基準で評価すること。
そして時には、一般的な意見や評判とは異なる新しい視点から、物事を見る勇気を持つことです。
世の中には知らないことがたくさんあります。
一見、評判が良くないものでも、自分にとっては価値があるかもしれません。
・・・といいつつも「やっぱりウワサは本当だったか！やめときゃよかった！がっかり！！」ってこともあるから、難しいですよね。(笑)
どちらにしても、大事なのは、自分の目で見て、自分の基準で判断することだと思ったのでした。
一応、重篤な副反応があった時に、「お宅でインフルエンザの予防接種打ちましたよ」という証明がないと困るから、領収書もらっといた・・・。
これも別の病院では、ロットNo記載の、インフルエンザの接種証明くれたけどなあ。。。
それも義務じゃないってことなんだろうな。
あ・・・今よく見たら、領収書の右上の通し番号が書いてない。。。
やっぱり、かなりいい加減な病院なのかもしれない。
いろいろ勉強になります。
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