心理カウンセラー・公認心理師の

栗林あや(いがぐりこ)です。

 

 

日々の生活の中で、心が疲れてしまい、何をするにも力が入らなくなってしまうことがありますよね。(私だけ?(笑))


そんな時、自己啓発の本や記事を読んでみても、その「ポジティブなアドバイス」が、かえって重荷に感じることもあるでしょう。

心に余裕がないと、小さな工夫や改善さえも一苦労に感じられるものです。


なにもかもがしんどい。そんな時、なんだか大きな波に飲み込まれて、自分で泳ぐ力さえ失ってしまうように感じます。

でもこれは、決してあなただけの感覚ではありません。


ちょっと立ち止まって、この「しんどさ」を別の角度から見てみると、気持ちが楽になるかもしれません。



なにもかもがしんどい時。

 

まず、自分を責めないことが大切です。

しんどい時には、自分をいたわりましょう。

なんの生産性もない時間をダラダラ過ごしていいのです。


例えば、ベッドでゴロゴロする。

気力があれば、あったかいお風呂に入る。

外に出られるようなら、お気に入りのカフェでゆっくりとお茶を楽しむ、好きな音楽を聞きながら散歩する。

 

など、無理のない範囲で心がほっと安らぐ時間を作ることが大事です。

小さなことから始めて、心にゆとりを持つイメージです。



次に、自分の感情を受け入れることです。

しんどいと感じる自分を否定せず、その感情のありのままを認めてみましょう。

自分の感情に耳を傾けることで、何が本当に必要か、何が自分をしんどくしているのかが見えてくるかもしれません。



そして、次のステップに進めそうな時は、小さな成功体験を積み重ねることも効果的です。

大きな目標を立てるのではなく、例えば「今日は5分だけ歩く」「明日はいつもより早起きして窓を開けて新鮮な空気を吸う」など、簡単に達成できる小さな目標を設定すると良いです。

 

(あくまでも無理のない範囲で)

これらの小さな成功体験が、徐々に自信を取り戻す助けとなります。



そして最後に、自分を見つめ直す時間を持つこと。

例えば日記を書く、瞑想をする、自分の好きなことをじっくりと考える時間を持つなど、自分自身と向き合う時間を設けることで、心が整理され、新しい気づきが生まれるかもしれません。



どちらにしても、なにもかもがしんどい時には、こういう「小さな一歩」を進むことさえも、その発想自体がしんどくてできないことがあります。

だからまずは「今はこれでOK」と、なんの生産性もない時間を、ダラダラ過ごすことに許可を出すことからです。

それが十分すぎるくらいの「小さくて大きな一歩」です。



人生の波に飲み込まれそうになった時、自分自身に優しく、小さな一歩から始めてみる。

ダラダラ過ごすことに許可を出してみる。

それが、しんどい時期を乗り越えるための一つの方法です。

自分を大切にして、穏やかな心で一日一日を過ごしてみてください。


あなたの心に少しでもゆとりが生まれることを願っています。

 

 

 

 


 

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