栗林あや(いがぐりこ)です。
私たちが日常で経験する、小さなミスや失敗。
そんな時、あなたは自分をどれほど厳しく責めてしまいますか?
「またやってしまった」
「どうして私はこんなこともできないの?」
という声が、頭の中で響いてくることがありませんか?
特に、私たち30代から50代の世代は、
子供の頃から「自己責任」を教えられて成長してきました。
「失敗したら、それは自分の責任。
次には失敗しないように、責任を持って改善に取り組まなければならない。」
そんな価値観の中で、私たちは「自分を責める」ことが、何となく正しいと感じてきたのではないでしょうか。
一方で、今の子供達の世代は違います。
子供達は「自分の感情を大切にし、自己肯定感を高める」教育を受けています。
娘の小学校の授業参観に行くと、私たちの昭和時代の授業との違いにびっくりするほどです。
子供達は、自分の感情や思考を尊重し、そして、仲間の感情や思考も大切にすることを学んでいます。
私たちの昭和世代が、「自分を責める」ことに慣れすぎてしまった背景には、
当時の時代背景も影響していると思います。
完璧を求められる中で、自分の欠点やミスを認めることが難しかったのかもしれません。
だからこそ、私たちは「自分を責める」ことから一歩引いて、自分自身に優しさを持つ時期かもしれません。
それは、自分のミスを受け入れることや、完璧を追い求めないことだけではなく、「自分の感情や価値観を大切にする」ことから始めることができます。
「自分自身に優しく」。
この言葉は、私たちの世代にとって、新しい挑戦かもしれません。
「自分自身に優しく」って、なんだか「だらしない」ことのようにも感じるし、「自己中心的でダメなこと」のようにも感じてしまうからです。
まさにそれは、上記に書いた「子供の頃の刷り込み」によるものかもしれません。
「自分自身に優しく」、それは自分をより豊かにし、日常の小さな幸せを感じやすくする鍵となります。
だから、今日からは無理のない範囲で、自分を責めることを少しずつ手放して、自分自身に優しさを持って生きることを心掛けてみませんか。
それが、最終的にみんなの幸せにつながると思うのです。
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何度も繰り返して抜け出せない悩みに