栗林あや（いがぐりこ）です。
皆さんは、一人の時に頭の中で
「ちょっと言い過ぎたかな」とか、
「大人気なかったかな」とか、
「もっとこうすればよかったな」とか、
「一人反省会」をすることって、ありますか？
昨日のブログにも書いたんだけど、
私も昨夜、運転をしながら、
「ちょっと言い過ぎたかな」とか
「大人気なかったかな」とか
「なんで私はこうやって人間関係をシャットアウトしてしまうんだろう」と
一人反省会をやりかけてしまいました。
私自身、何十年と、この「一人反省会」に縛られてきました。
特に、何か予期せぬ出来事が起きてびっくりすると、
即座にうまく対応ができなくて、
後になって「ああすればよかったかな」とか「私のあの行動はダメだったかな」と考えてしまいます。
この一人反省会って、とても疲れるんですよね。
もちろん、反省は成長につながる大事な要素ですが、
自分責めを続けることで、精神的にも疲れてしまいます。
そこで、今日はこの「一人反省会」から解放される方法について、
私がどうやって、そこから抜け出せてきたかを書こうと思います。
私自身、この方法を意識するようになって、
少しずつ生きづらさから解放されてきました。
まず、「一人反省会」から解放されるための一つ目のポイントは、
心の大前提で、基本的なことです。
それは「相手の領域」と「自分の領域」をしっかりと区別することです。
自分が何か、失態をおかしてしまったように感じた時って、
「あの人から『ダメなやつ』だと思われたんじゃないか？」とか
「あの人を嫌な気持ちにさせてしまったんじゃないか？」と考えがちです。
でも、私の言動を見て、相手がどう感じるかは、「相手の領域」です。
「相手の領域」は、天変地異のように、
私ではどうすることもできないことなのです。
そもそも、「一人反省会」をしてしまう人って、
私も含めて、他人との境界線が曖昧です。
他人のお荷物や他人の問題を、もともと背負ってしまいやすいのです。
だから一歩引いて、
「自分の問題は自分の問題」「相手の問題は相手の問題」と割り切って考えてみましょ。
どうにかできるのは「自分の領域」のことだけだし、
逆に言えばそれはつまり「自分がどう考えるかは、自分で選べる」ってことでもあります。
さらに、責任感が強い人は、少しだけ無責任になる勇気が必要です。
私のこのブログを見ていて「一人反省会」をしてしまう人は、
おそらく、もともと責任感が強い人なのです。
責任感が強いと、他人の問題まで自分の問題にしてしまいがちです。
なので、たまには
「わたしは悪くない」
「それで傷つく人がいても私は関係ない」
と自分に言ってみてください。（ドキドキするけどね）
そして今は「自分の行動がダメだったんじゃないか」と、
自分の失点ばかりをクローズアップしているかもしれませんが、
そんな時こそ一旦、
「いやいや！でも、向こうにもおかしい点があるのでは？」
「だとしたら、私は悪くないのでは？」
「私、もしかしてベストを尽くせたんじゃないかな？」
と考えてみましょう。
つまり、自分ぜめに向いていた思考の視点を、切り替えてみるのです。
こうすることで、少しだけ楽になる瞬間が訪れるはずです。
そんなことしたら、まるで無責任のように感じるかもしれませんが、
それだけ、いままで自分を責めてきたのです。
自分責めをすることで、謙虚に生きて自分も周りもハッピーならいいのですが、
このブログを読んでいるってことは、
それでなんだか苦しいってことですよね。
だから一旦は、今の自分が「無責任（のように感じる）思考」をしてみてほしいのです。
そして、次に、自分の感情を受け入れることです。
一人反省会でよく出てくるのが、自分の感情を否定すること。
でも、自分が感じていること、それはあなた自身の大切な感情です。
私も、今回、最初は
「ちょっと言い過ぎたかな」とか
「大人気なかったかな」とか
「なんで私はこうやって人間関係をシャットアウトしてしまうんだろう」
と一人反省会をしてしまっていたんだけど、
この方法で、
「いやいや、でも、向こうのほうがおかしいのでは？」と一旦思い直して、
「だよね」「だったら、私は自分を守れてすごいじゃん！」
っていう流れに、頭の中をもっていくことができました。
そして、これらの方法で「一人反省会」をやめられたらラッキーだし、
もしやめられなくても
「今はそんなふうに自分責めをしちゃうこともあるよね」
って、とにかく自分に寄り添ってみてください。
このような新しい視点で、
一人反省会と少しだけ距離を置いてみませんか？
自分を責めてしまうのって、本当につらいものです。
生きる力を削がれてしまうのです。
ぜひぜひ、自分を責めることなく、
自分にやさしく居てほしいなって思います。
何度も繰り返して抜け出せない悩みに
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