栗林あや(いがぐりこ)です。

 

わたしは、このブログやYouTubeでよく、

 

「自分が好きなことや、打ち込めることを見つけよう」というアドバイスをします。

 

わたしがこのアドバイスを何度も繰り返すのには、理由があります。

 

 

それは、何かに楽しみながら打ち込むことで、多くの問題が自然と解決に導かれることが多いからです。


これを聞くと、頑張り屋さんで自分に厳しい人ほど、

 

「それになんの意味があるの?!そんなの、その場しのぎの方法でしょ?!」

 

と意味がないことのように感じるかもしれませんが、

だからこそ、意味があるのです。

 



好きなことにに真剣に取り組んで夢中になっているとき、多くの人は無意識が働いています。

 

無意識とつながっている状態では、

自分や他人に対してダメ出しをする必要がなくなります。

 

例えば、趣味の絵を描いているときや、好きな音楽に耳を傾けているとき、心は自然と落ち着き、ストレスや不安が軽減されているのです。

 

 

無意識は無限の可能性を秘めています。

 

このような状態であれば、その悩みや、人間関係で起きる問題や、自分自身に対する過度な自己批評も、自然と減少していくのです。



逆に、意識が働いているときって、

「これが正しいのか or 間違っているのか」に囚われています。

 

他人の間違いや自分の間違いが、許せなくなるのです。

 

 

「正しいか、間違っているか」を考え始めると、

周りの人や自分に対して、ダメ出しをするようになります。

 

相手の言動や自分の言動が正しいのかを、監視しだすのです。

 

これがいわゆる、〇〇警察(マスク警察、着物警察、自粛警察)などですね。

 

 

正義中毒になって、間違ったことが許せず、糾弾や修正要請を起こすといった行為をし始めるのです。

 

あるいは、その正しさに従えない自分に罪悪感を抱いて、自分を糾弾しだします。

 

これは、しんどいですよね。

 

 

この世には、100%正しいことも、100%間違っていることもありません。

 

正しいか間違っているかなんて、時代や場所や人が変わればコロコロ変わります。

 

だから、意識で考えて、正しいか間違っているかを追い求めると、必ずどこかで行き詰まるのです。

 

 

 

このような状態は、人間関係でよく見られます。

 

周りの人や自分の「正しいか、間違っているか」を考えすぎてしまい、結局は問題がさらに複雑になってしまうことがあります。


「自分が正しいかどうか(=間違っていないかどうか)」に偏れば、

他人の顔色が気になって、他人の気持ちばかり考えてしまいます。

 

「周りが正しいかどうか(=間違っていないかどうか)」に偏れば、

他人の行動を監視したり、「私はこんなに正しいのに!」と、自分の不満ばかり考えてしまいます。

 

 

「考えなければいいじゃない」と簡単に言えるかもしれませんが、

実際には「考えることがやめられない」のです。

 

なぜなら、「このままほっといたら悲惨なことが起きる」と考えているから、その人にとって、ますます問題になるのです。

 

その結果、さらに他人を責めたり、自分を責めたりしてしまいます。

 

 

 

さらに厄介なのは、

 

「自分を責めちゃダメ」と思うと、

その思いでさらに自分を責めてしまうという矛盾が生じる

 

という点です。

 

 

今、起きている問題は、突き詰めると

「他人を責めているか」あるいは「自分を責めているか」のどちらかです。

そして「他人を責めている」のも、さらに突き詰めると「自分を責めているから」なのです。


 

だから問題に悩んでいる時は、「自分を責めるのをやめる」ことが大事です。

 

 

でも悲しいかな、上に書いた通り、自分を責めるのをやめようとすると、

 

「自分を責めるのをやめなくちゃ!」と、

それ自体が「自分を責めてしまっている、そんな自分を責めている」状態になり、矛盾が生じるのです。

 

 

このループから抜け出すためには、どうすればいいのでしょうか。

 

 

その答えが、自分が好きなことや打ち込めることを見つけることです。

 

意識をそらして、無意識とつながることです。

 

何かに集中することで自然と無意識が働き始め、その問題から離れることができます。

 

 

これが、私が「自分が好きなことや打ち込めることを見つけよう」とアドバイスする理由です。



具体的なアクションとしては、小さなことから始めてみてください。

 

例えば、毎日10分だけ好きな音楽を聴く、週に一度は好きな料理を作る、月に一回は友達と楽しい時間を過ごす、などです。

 

これらの小さな行動が積み重なることで、心の中のバランスが整い、問題に対する新しい視点や解決策が見えてくることがあります。



また、何か新しいことに挑戦することもおすすめです。

 

未知の領域に足を踏み入れること自体が、無意識とつながることになります。

 

意識の面では、結果的に自分自身の成長を感じ、自信がつくかもしれません。

 

それが人間関係や仕事、さまざまな場面でのストレスや問題での、困難な状況を乗り越える手助けになります。



最後に、何かに打ち込むことで得られるもう一つのメリットは、人との繋がりです。

 

共通の趣味や興味を持つことで、新しい友達や仲間ができる可能性が広がります。

 

人との繋がりは、心の支えとなり、より広い心にしてくれます。


このように、自分が好きなことや打ち込めることを見つけることは、いろいろな面で、ポジティブな影響をもたらします。

 

そこから抜け出すと、想像していた以上に、あたたかな世界が広がっているのです。

 

それが、私がこのアドバイスを繰り返し行う理由です。

 

 

この考え方が皆さんの日常生活に少しでも役立つことを願っています。ニコニコ気づき

 

 

栗林あや(いがぐりこ)でした!

 

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まあ、その悩みは横に置いて、肉でもお食べ。(笑)

 

 

 

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