栗林あや(いがぐりこ)です。
ある会社の偉いオジサンが書いた
「⚪︎億円稼いだ、成功するためのビジネス書」
的なものをちらっと読んだ。
そしたら、冒頭から
・私は毎朝4時に起きて、ルーチンワークとして、トイレで日経新聞を読み、朝礼で話す内容をざっと考えてメモしている。
・朝6時には出社して、誰にも邪魔されない静かな環境で、その日の仕事のタスクを書き出す。
・このルーチンを私は30年以上、毎日欠かさず続けている。
的なことがドヤ!っと書かれていて、笑っちゃった。
やだぁ!!
こんな旦那やだぁああ!
朝っぱらからトイレに新聞持ち込んで、便座占領する旦那、やだぁ!
それを30年も?!
朝のクッソ忙しい時間、子供の世話とか、送り迎えはどーしてたのよ。
妻が一番忙しくて、手伝って欲しい朝の時間に、
旦那はとっとと6時にドロンと出社しちゃってて、家に居ねえじゃん。
「誰にも邪魔されない静かな環境で」ってなんだよ!
その「邪魔されてうるさい環境」を、
30年間毎日、誰かが引き受けてくれてんだよ。
その上に成り立った成功なんてクソだわぁ。
そんで、この内容を恥ずかしげもなくドヤっと書いてるのがイタすぎる!
こういうのって、おっさんはドヤ顔で「⚪︎億円稼いだ、成功」って書いているけど、
主婦目線で読んだら、こんな旦那、恐怖でしかねーわ。
「⚪︎億円」とか「成功」とかどうでもいいから、トイレに篭るのやめて〜
トイレに新聞持ち込まないでよ、汚いっ!
「⚪︎億円」とか「成功」とかどうでもいいから、朝の子供の支度手伝って〜
ぜんぜん憧れない。(笑)
なんなら奥さんに同情する。奥さん同情本だった。
そのうち、こういう成功法則は廃れていくだろうなぁ。
魅力無いもん。
「⚪︎億円」とか「成功」とか、昭和・平成の時代にはすごかったのかもしれないけど、大きなものを見落としてて、時代遅れ感を感じるわ〜。
この著者の奥さんが
『「⚪︎億円稼いで成功した!」と勘違いしている旦那の扱い方』
って本を出した方が、よっぽど時代に合っているし、売れそう。
他にも、似たようなドヤ顔エピソードがたくさん掲載されていて、
エンターテイメントとしては面白かった・・・
というか、「新感覚・奥さん同情系ストーリー」だったわ。
(・・・と言いつつ、読了。)
ボロクソですいません。
おわり。
何度も繰り返して抜け出せない悩みに