栗林あや(いがぐりこ)です。

「未来の不幸を想像する癖」

 

これってあなたにもありますか?


わたしたちは、自分が傷つくことを避けるための手段として、自分で先手を打って「悪いこと」や「不幸」を想像してしまうことがあります。

でも、これって実は、自分自身を余計に傷つけてしまう行為なんですよね。


この癖をやめたいとき、どうしたらいいのか。

 

一般的な考え方とはちょっと違う視点から書いてみたいなぁと思います。



最初に、「不幸を想像する癖」を軽減するためには、まず「自分自身を褒めること・ねぎらうこと」が大切です。

 

(ありきたりですいません(笑))


その時にポイントがあって、まず初めの段階では、「何かを成し遂げたとき」に、自分自身を褒めてあげることが大切です。

例えば、仕事でもプライベートでも、何か新しいことに挑戦して成功させたら、「わたし、よくやったねえ!」って自分自身を褒める。

「自分自身が自分の最大の味方である」という意識を持つことが重要です。



ここまではよくある話ですよね。


んで、それができている人は、もう一段階進んでください。


何をするかというと、「自分自身を褒める」ことを、「自分が完璧にできたこと」に対してだけでなく「挑戦したことそのもの」に対しても褒めて欲しいのです。


例えば、新しいことに挑戦したけど、結果は思ったようにいかなかったとします。

そんな時でも「挑戦した自分」を褒めてあげて欲しいのです。

結果がどうであれ、新しいことに挑戦すること自体が価値あるめちゃスゴイ行為なのです。


たとえ思い通りの結果が出なかったとしても、

「挑戦したこと」を褒めることで、自分自身を否定することなく、次へのステップを踏み出す勇気を持つことができます。

逆に言うと、そこで「結果がダメだったから…」って自分を否定してしまうと、人は挑戦しなくなっちゃうのです。

「やらない方が安全」「だって失敗しないから」って方向に向かってしまうのです。


それが何度も繰り返されると、「未来に起こる不幸を予測」して「だよね」「やっぱりやらない方が安全だよね」「その方が不幸は起きないから」って、やらない理由を考えることが、癖になってしまう。

これは癖なのです。
癖なので、時間はかかるけど直せます。


うまくいかなかった時にも「挑戦した自分自身」を褒めることで、未来の不幸を予測する癖から抜け出して、自分自身を守る新たな方法を見つけることができます。



冒頭に戻りますが、未来の不幸を想像するのは、突き詰めると「自分が傷つかないようにするため」です。

 

だから、その方法以外に、もっと建設的な「自分が傷つかないようにする方法」があるんだ、と体験的に知ることができればいいのです。

 

 

自分で先手を打って「不幸を想像すること」で、傷つかないように自分自身を守るのではなく、あなた自身があなたの最大の味方であることで自分って守れる。

 

 

「自分は上手く行った時も、失敗したときも、私は私の味方なんだ」

そうすると、たとえうまくいかなかったとしても、自分の能力を信じて、また新しいことに挑戦する勇気が湧いてきます。



もしここまで読んで、「なるほど、自分自身を褒めることが大切なんだ」と思ってくださった方がいたら、

ぜひ今日からでも、挑戦した自分自身を、褒めたり労う習慣をつけてみてはいかがでしょうか。


自分が何かを成し遂げたとき、そして、新しいことに挑戦したときにも、「よくやったねえ」って、自分自身を褒めてくださいな。

参考になったら幸いです。

 

 

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