栗林あや(いがぐりこ)です。


罪悪感は私たちの人生に

ぺったりと張り付いています。

そして「依存」と密接に関係しています。


罪悪感をもって

「やっちゃダメ、やっちゃダメ」と思えば思うほど、
その行為を

依存的に続けてしまうものです。


「食べちゃダメ、食べちゃダメ」と思えば
食べすぎちゃうし、

「これ以上課金しちゃだめ、課金しちゃダメ」と
思えば思うほど、

課金ゲームにのめり込んでしまう。

そしてまた、
やっちゃダメなことを
やってしまってる自分に

 

「なんて私はダメなんだろう・・」

と、罪悪感を抱く。


罪悪感を感じるから

依存して、

依存するから

また罪悪感を抱く。

 


罪悪感を抱くことに

依存状態になってしまっているのですね。


そういうものです。



なんだけども、朗報があって。


「やっちゃダメって思うとやっちゃう」

・・・ってことは、
逆転の発想をすると、

この罪悪感をうまく利用すれば、
続けたい行為を加速することができる

 

のです。


つまり、

続けたいことに対して
「やっちゃだめ」って思う状況にしてみる
のです。


変ですよね。(笑)

書き間違いではありません。

継続したいことに対して、
「やっちゃダメ」にするのです。




具体的には、
やりたいことや続けたいことの方に
あえて罪悪感を持つような仕組みを作る
のです。



たとえば、
「ジム通い」を続けたいとしたら、

週末はジムに絶対通っちゃダメ!にして、
平日限定でジム行ってもOKにする。


やってることは同じでも、
「平日はジムに行かなくちゃ!」って思うのと、

「週末はジムに絶対いちゃダメ」って思うのでは、


なぜだか、
「週末はジムに絶対いちゃダメ」=「平日は行ってもいい」の方が
より強力に作用するのです。

人間は、罪悪感を抱くことの方に

どうしても引っ張られるのです。

 


ほんのちょっとの違いです。

ジムを続けたい時は、
「週末にはジムに行っちゃダメ!」

って考えてみる。


そうすると、たとえば
ジムに通うことが楽しいと感じつつも、

・週末は家族との時間を大切にしたい。

・家族の時間も取らなくちゃ。
・ジムばっかり行っちゃダメよね。

 

と罪悪感を抱えることで、

「ジムにあまり通いすぎてはいけない」
と、自制心を持ちます。

その結果、週末は家族と一緒に過ごす時間として確保し、

平日にジムに通うことをルールにすることで
なぜだか、自然とジム通いが続けられるようになります。



勉強もそう。


勉強を習慣にしたい時は、

「自分が夢中になって勉強をしていると、
つい他の用事を疎かにしてしまうことがあるなぁ。
だから、勉強もほどほどにしなくちゃいけない。
勉強をしすぎちゃダメ。」

と思ってみる。


「勉強にかかりすぎはいけない」

という罪悪感を活用して、


勉強と友達や家族との

時間のバランスを保つ方法を考える。


例えば、
「夕方の2時間は、勉強の手を止めて
家族と一緒にご飯を食たり団欒しなくちゃ」とか、

「週末は勉強NGにして、必ず外に出かけよう」

ってな感じで

「平日の一定の時間帯だけ以外は勉強しちゃダメ」にすることで、
罪悪感を上手に逆利用して、
勉強が自然とやっちゃうようになる。



他にも何か
望ましい行動や
継続したい行動があったら、

「ある期間はやっちゃダメ」って
わざとルールを作ってみてください。



罪悪感で悩まれている方って

多いのですが、


冒頭にお伝えした通り、

わたしたちは、
人生から罪悪感を完全に無くすことはできなくて、
それを抑え込もうとすればするほど、

かえって
やっちゃだめなことをやって
罪悪感を感じるのが拡大してしまうものです。


だからこそ、
清く正しく生きることで
罪悪感を無くそうとする方法は、
多くの場合失敗する。

ダメだダメだと思うとやっちゃうから。


罪悪感をむしろ
「使いこなしてやるっ♪」と
考えてみると面白くなるよ。

参考になったら幸いです。

 

 

 

 

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