自分の備忘録。

書かないとわすれる。



高次脳機能障害で

精神障害者手帳2級の母のこと。



またもや、母が緊急入院した。


夕方頃、

訪問看護師さんから電話があった。


「訪問看護(午前中)の日だけど、母が電話に出ない」と。



訪問看護の日は

いつも鍵を開けて待ってるのに、

鍵が閉まってて応答がなかった。


外から呼びかけても、

電話をかけても反応がなく、

心配になって

夕方に再度来訪したが、

電気は消えていて、応答がない。



母の病状から

そんなに遠くには行けないはず。


母は訪問看護師さんに

その週の予定をよく話していたけど、

今日は何も予定は聞いてない。



状況から考えられるのは、

家の中で意識を失って

倒れているか、


あるいは、意識が耄碌して

突発的に外出してしまい

(突発的に無茶な行動してしまう病状がある)


外出したまま

帰り方がわからなくなったか、

倒れたりして帰れなくなったか。


命に関わることなので

警察を呼んで

中を開けてもらった方がよいと思います

とのことだった。



明日まで様子を見るかどうかは

最終的には家族の判断になるが、


訪問看護師さんの過去の経験上

警察を呼んだ方が良いケースだと思う、

とのことだった。



私は実家からは遠くに住んでて

娘の送迎中で、

予定が入り組んでて

すぐには行けず。


その場で訪問看護師さんが

警察が到着するまで待機してくれていた。



わたしは軽くパニックになって

家族のマンパワー借りながら


警察を呼び、

鍵の業者を呼んで部屋に入った。



暗闇の中で母が倒れていた。


意識はあるけど動けなかった。



口はかろうじできけるけど

障害のせいなのか

意識が耄碌してるのか。


支離滅裂で状況がよくわからない。


動けない。



そのまま警察の人が

救急車を呼んでくれて、

救急で病院に運ばれた。


結果、大腿骨骨折と、

低ナトリウム血症だった。



病院の先生によると

ナトリウムの値が極端に低く、 

すぐに戻すと脳に障害が残るので、

徐々に慣らしからの外科手術になる、とのこと。



大腿骨骨折か。。。


訪問看護師さんが

機転を利かせてくれてよかった。


そのまま中で死んでいたかもしれないと思うと、ゾッとする。



救急隊の方にも

警察の方にも

感謝と申し訳なさしかない。




母がいつから倒れたままだったのか、

よくわからない。


とりあえず今後のことは、

ゆるゆる考えていく。



すごい春分の日。



自分としては、

一瞬パニックを起こしかけたけど

妙に冷静で。


「ああ、そうか。」という感じ。


もう、どうなっても

委ねるしかない。



母は、1人で暮らす限界だった。


ずっと(今も)施設に入るのを渋っていたけど

これが何かの始まりなのか。


良い方向にすすむといいけど。



こういうとき、もうどうすることもできない。


全てを委ねて、

わたしは出来る限りのことをして、


出来る限りのことをしたら、

あとは、


日常の今まで通りの

普通の生活を淡々と送る。


それがいちばんだということを

40年生きてやっとわかってきた。