なんと・・・・

 

母が退院を機に、

60年以上続けていた

とある新興宗教を脱会してた!ポーン

 

 

びっくり。

 

 

 

栗林あや(いがぐりこ)です。

 

世の中にはいろんな考えの方がいるから

宗教の話というのは

どこへいってもタブーな話かもしれないので、

 

この記事はあくまで日記として

自分のために書いておこうと思う。

 

 

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高次脳機能障害による問題行動で

精神科に入院して、

先日退院した母。

 

 

精神障がいの認定と

要支援認定を受けたことで

 

デイサービスに通ったり、

訪問看護の方やホームヘルパーの方が入ったり、

さまざまな支援を受けることができるようになりました。

 

 

デイサービスでは

持ち前の明るさと人懐っこさで

新しいお友達もできて、

職員の方からも良くしてもらっているらしい。

 

母も楽しく通っているようで

本当によかったです。

 

 

 

 

今日は、退院後の通院の日でした。

 

 

母を団地に迎えに行って、

病院に向かう車の中で

 

母がデイサービスの楽しい様子やら、

ケアマネージャーや訪問看護師さんが家に来てくれた話など、

嬉しそうに教えてくれた。

 

 

 

そして、母が突然、こう言った。

 

「あやさん、わたしね〇〇教やめた。」

 

 

「えっ??は??は?誰が?!お母さんが???は??(゚Д゚≡゚д゚)」

 

私は聞き間違いかと思って、聞き直した。

 

 

「そう。わたし。わたしが〇〇教やめた。」

 

 

 

どええええええーーーー!!!Σ(@ω@;)

 

びっくり。

 

 

 

その宗教は、

私の祖母(母の母)が最初に入会した宗教だった。

 

※宗教の特定はしないでいただけるとありがたいです。

また宗教に関する内容は一部事実と改変しています。

 

 

 

母が赤ちゃんの時

母子寮(今で言うDVシェルター・母子生活支援施設)に逃げて

女手ひとつで母を育てていた祖母が

 

社会復帰する際に

助けの手を差し伸べてくれた方がいたそうで、

その紹介で入会した宗教だったらしい。

 

 

戦時中、大規模空襲があって

壊滅状態だった浜松市。

 

戦後もまだその爪痕が残る中で、

地域の貧しい人や、母子家庭、身寄りの無い人たちの

相互互助的な役割を担っていたのが、その宗教だったそうだ。

 

 

だから祖母も母も、

きっとその宗教の方たちには

たくさん助けられて来たのだろうと思う。

 

 

祖母は熱心に信仰していて、

私が幼い頃、祖母の家に行くと

祖母が仏壇に手を合わせてお経を唱えていたのを

なんとなく覚えている。

 

 

ただ、幼い子供の私としては

「お母さんにおそろしいことを説きにくる人たち」として

とても怖い気持ちがあった。

 

 

 

母の生育歴には

この宗教が密接に絡んでいて、

母のアイデンティティにも関わることだった。


だからわたしは気になりつつも、

この宗教の件に関しては踏み込めなかった。

 

今でも、一人暮らしの母を

相互互助の精神で

声をかけてくださる信者の方がいたから。

 

 

人に親切にすること。

人として正しい行いをすること。

信仰心を持つこと。

 

そうでなければバチが当たって

恐ろしいことが起きる。

 

 

 

確かに、祖母と母が生きる中で

信仰に助けられたこともあっただろうけど

 

それと同時に、この宗教の教えは

母の性格特性的に、精神をすり減らす要因の一つだったと思う。

 

 

 

 

そんな、母の生い立ちにも

関わっているその宗教。

 

 

なんと・・・・

 

「あやさん、わたしね〇〇教やめた。」

 

 

母が、60年間続けていた

その新興宗教を脱会してた!ポーン!!

 

 

ええええええええっ!!!ポーンポーンポーン!!

一体どういう変化?!!!!

 

 

 

母が入院中、長期不在になるので

その宗教の有料会報誌は、

私がストップしたのだった。

 

 

母は入院中もそのことを気にしていて

「宗教の有料会報誌をストップする=バチが当たる」

思い込んでいたのに・・・・驚き笑い

 

(それでも会報は私が電話してストップしたけどね。

母の入院中の家の管理をするのは私しかいなかったので。

郵便受けがいっぱいになると困るから。)

 

 

 

入院前の母の問題行動で

信者の方達に

迷惑とお世話をかけてしまったこともあって、

 

母は退院後

信者のリーダーの方にお詫びをして

 

その会報誌も解約して

脱会の手続きをしたそうだ。

 


「ばぁちゃん(母の母)の代から60年以上続けていた〇〇教をやめるのは寂しいし、私の人生にとって悲しくて大きな出来事だけどね。

 

今は包括センターの〇〇さんもいるし、訪問看護の□□さんも、ペルパーの△△さんもいる。福祉の☆☆さんもいる。


デイサービスには、昔の知り合いの◇◇さんと▲▲さんもいて

あそこに行けばまた会えるし、これからお友達も増えそう!


だからね、そういう時が来たんだなと思って、頑張っていこうと思う!」

 


・・・だって!

ビックリ!∑(゚Д゚)!!

 


私としては、思いがけない「良い知らせ」だ。

 

母の宗教の件は、子供の頃から私も長年悩みの種だったのだけど、
母と祖母を救ってくれた面もあるし、そこには踏み込めなかったから。

 


入院と退院で、ほんと母は良い方向に変わったと思う。

 


いままで親切で(だけどしつこく)

電話をかけてきたり来訪してきていた宗教の関係者も、

脱会を機にパタリと来なくなったそうだ。

 


「これまで〇〇教の人には、お世話をかけてしまったこともあるから、それは感謝もしているし、反省もしてる。

 

入院して、今まで自分の心と体がバラバラなのがわかって、3ヶ月でいろんなことを学んだから、そういう時が来たって思うことにする。

 

(脱会したことで)私をいろいろ悪く言う人は居るけれど、それはもうそういう人だと割り切って、

これからは、新しい環境でたくさんお友達を作っていきたい。


病院で3ヶ月過ごしたことを無駄にしないように、頑張っていこうと思う!」

 


だって!ポーンポーンポーンポーンポーンポーン!!!!


すごいなぁ。
 

 

精神科での3ヶ月間の入院治療が効いたのもあると思う。

 

先生や病院スタッフの方や相談員の方や

サポートしてくださる支援員の方

たくさんの人に自分が見守られているのがわかったのだと思う。

 


そして現実的な話だけど、

脱会をしたので、今までその宗教に使っていたお金も浮く。


それは母が楽しく生きるために使ってほしい。

 

 

「そっか。よく決断したね。

大丈夫だよお母さん。

お母さんには、助けてくれ人がいっぱいいるから。

 

包括センターの〇〇さんもいるし、訪問看護の□□さんも、ペルパーの△△さんもいる。福祉の☆☆さんもいる。

もちろん私もいる。

 

決心が要ったかもしれないけど、それだけ大きなものを手放したのだから、きっともっと大きな良いことが入ってくるよ。」

 

 

私がそう言うと、

母はまるで子供のように

「えへへ(*´∀`*)」と言った。

 

 

母にもきっと「お母さん(母の母)可哀想」があって、

ずっと祖母の人生を生きて来たのだと思う。

 

祖母が始めた宗教。

助けられ、お世話になりながらも

そのしがらみに戸惑っていた母の人生。

 

母が祖母が始めた宗教を脱退することは、

きっと祖母の人生からの「子離れ」なのだと思う。

 

 

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母が、外傷性くも膜下出血で

高次脳機能障害になってから6年。


初めて母の穏やかで元気で

前向きな顔を見た気がした。

 

 

 

診察後、いろいろな用事を済ませて

母を団地に送り届けたら

すっかり夕方になっていた。

 

 

わたしは帰りにガストで夕ご飯を食べて帰ったよ。

 

ほっとしたので、デザートも注文したぁ。

 

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わたしにとっても、

とても大きな1日だった。

 

 

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