実はこれ、簡単なようで実は奥の深いワークなんですよ。
栗林あや(いがぐりこ)です。
京都に来ています。
今日は、心屋塾のカウンセリングスクール
マスターコース133期の11日目です。
コバさんと私のW講師で開催しています。
今日はコバさんがメイン講師を担当。
講義の中で、問題に対する視点を変えるための「ポジションチェンジ」の技法を学びました。
「ポジションチェンジ」は、その名の通り「立ち位置を変える」ワークです。
相手や第三者のポジションに立って、相手や第三者の視点からも、今自分が問題視している物事をとらえてみるのです。
この「ポジションチェンジ」のワークは「エンプティチェア」とも呼ばれていることがあり、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20220416/12/iga-gurico/c0/4a/j/o1080086815103620194.jpg?caw=800)
このワークは、簡単なようで実は奥の深いワークです。
「あの人のこういう面が嫌い」と悩んでいる時、
私たちは「自分の中にある受け入れたくない自分の要素」を、目の前の相手に投影しています。
「相手のポジションに立つ」とは、
「実際に相手の気持ちになって考えましょう」ということではなくて、
「自分の中にある受け入れたくない自分の要素」を「統合」すること。
「自分の中にある受け入れたくない自分の要素」を「統合」すること。
そのためのワークなのです。
目の前の嫌いなアイツは、過去に「こんな自分じゃ愛されない」と切り捨てた自分自身です。
それを、相手のポジションに立ち、相手の感情を体験することで、
それが結果的に「過去に切り捨てた自分」を取り戻すことになるのです。
だからこそ、単にパフォーマンスとして「相手の立場になってみましょう」ということではなくて、
(相手のポジションに立って)そこで感じた、不安や、悲しみ、恐怖、恐れ、安堵感、嬉しさ、喜び、期待・・・などを十分に味わうことが大事です。
それは、かつて自分が切り捨てた感情なのだから。
相手の気持ちを感じているようで、それは自分の気持ちであり、
目の前の嫌いなアイツは、過去に「こんな自分じゃ愛されない」と切り捨てた自分自身です。
それを、相手のポジションに立ち、相手の感情を体験することで、
それが結果的に「過去に切り捨てた自分」を取り戻すことになるのです。
だからこそ、単にパフォーマンスとして「相手の立場になってみましょう」ということではなくて、
(相手のポジションに立って)そこで感じた、不安や、悲しみ、恐怖、恐れ、安堵感、嬉しさ、喜び、期待・・・などを十分に味わうことが大事です。
それは、かつて自分が切り捨てた感情なのだから。
相手の気持ちを感じているようで、それは自分の気持ちであり、
受講生がワークを終えて、深い気づきがあったことをシェアしてくれて、
ワークの意図をちゃんと受け取ってくださっていて、すごいなぁと思いました。
さすがコバさんですな!
そして、わたしも過去に心屋以外で
このワークを学んだこともあったのですが、
この奥の深いワークを難しくすることなく
シンプルに伝えられる心屋式がやっぱり好きだな、と思ったのでした。
明日は私がメイン講師です。
がんばります。
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20220416/12/iga-gurico/f4/6f/j/o1080080815103617694.jpg?caw=800)