実はこれ、簡単なようで実は奥の深いワークなんですよ。


栗林あや(いがぐりこ)です。

 

京都に来ています。

今日は、心屋塾のカウンセリングスクール
マスターコース133期の11日目です。

コバさんと私のW講師で開催しています。

今日はコバさんがメイン講師を担当。

 

 

 

 


講義の中で、問題に対する視点を変えるための「ポジションチェンジ」の技法を学びました。

「ポジションチェンジ」は、その名の通り「立ち位置を変える」ワークです。

相手や第三者のポジションに立って、相手や第三者の視点からも、今自分が問題視している物事をとらえてみるのです。


この「ポジションチェンジ」のワークは「エンプティチェア」とも呼ばれていることがあり、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。


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このワークは、簡単なようで実は奥の深いワークです。


「あの人のこういう面が嫌い」と悩んでいる時、

私たちは「自分の中にある受け入れたくない自分の要素」を、目の前の相手に投影しています。
 
(→これを心屋では「目の前の人は自分」と言います。)


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「相手のポジションに立つ」とは、
「実際に相手の気持ちになって考えましょう」ということではなくて、
「自分の中にある受け入れたくない自分の要素」を「統合」すること。
 
そのためのワークなのです。



目の前の嫌いなアイツは、過去に「こんな自分じゃ愛されない」と切り捨てた自分自身です。


それを、相手のポジションに立ち、相手の感情を体験することで、
それが結果的に「過去に切り捨てた自分」を取り戻すことになるのです。



だからこそ、単にパフォーマンスとして「相手の立場になってみましょう」ということではなくて、

(相手のポジションに立って)そこで感じた、不安や、悲しみ、恐怖、恐れ、安堵感、嬉しさ、喜び、期待・・・などを十分に味わうことが大事です。

それは、かつて自分が切り捨てた感情なのだから。


相手の気持ちを感じているようで、それは自分の気持ちであり、
このワークを使って、そんな切り離した自分の思いを完了させることができるのです。







ZOOMを使って伝えるのが難しい講義でしたが、
画面越しに受講生同士がコミュニケーションを取り合い、学習していました。
 
 
受講生がワークを終えて、深い気づきがあったことをシェアしてくれて、
ワークの意図をちゃんと受け取ってくださっていて、すごいなぁと思いました。


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さすがコバさんですな!



そして、わたしも過去に心屋以外で
このワークを学んだこともあったのですが、

この奥の深いワークを難しくすることなく
シンプルに伝えられる心屋式がやっぱり好きだな、と思ったのでした。


明日は私がメイン講師です。
がんばります。


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