静岡県の漁村に暮らす
心屋塾認定講師いがぐりこ、こと、栗林あやです。
人生にはさまざまな「問題」が起こります。
あなたは、普段どんなふうに
「問題」に対処しているでしょうか？
「問題」というのは、簡単に言ってしまえば
理想と現実のギャップです。
「こうあるべきだ」
「こうなるはずなのに」
そう頭で考えていることと、
実際に起きていることの間に
「差」や「ギャップ」がある時に、
人は「問題だ！」と悩みます。
「問題」は『理想』と『現実』とのギャップ なので
とどのつまり
問題を解決するためには、
大きく分けて、２つの方法しかありません。
ひとつは
１、努力や工夫をして『現実』を『理想』に近づけていく方法。
もうひとつは
２、『理想』を『現実』に寄せていく（『理想』を修正する）方法。
このどちらかです。
しかし私たちは子供の頃から
片方の問題解決方法しか
教えられてきていないのです。
それは、
問題が起きた時に
１、努力や工夫をして、『現実』を『理想』に近づけていく方法です。
この【１】の解決方法は
子供の頃から
嫌というほど教えられてきたし、
その重要性や素晴らしさは
耳にタコができるほど
聞かされてきました。
とても素晴らしいことです。
しかし残念ながら
【１】の方法だけでは
問題解決ができないことがあります。
そして、ますます生き苦しくなってしまうことが
人生には起きるのです。
そんな時に必要になるのが
２、『理想』を『現実』に寄せていく（『理想』を修正する）
この視点です。
簡単に言ってしまえば
【１】の努力や頑張りで問題解決ができなかったら
【２】の方法で解決できるのです。
しかし、人はあまりにも【１】の方法で
努力や頑張ることが素晴らしいと教えられてきたせいで、
とてもじゃないけど
【２】の方法が受け入れられなくなっているのです。
２、『理想』を『現実』に寄せていく（『理想』を修正する）
というのは、
具体的に言うと・・・・
「これでよかったんだ」
「これが幸せだったんだ」
「がんばらなくていい」
「ま、いっか」
「こういうこともあるよね」
と、今の自分を受け入れることです。
つまり、『理想』を取っ払ってしまうことです。
そうすれば問題は解決するのです。
しかし人は、この解決方法を
なかなか受け入れられません。
まるで「ダメ人間」になってしまいそうですからね。
１、努力や工夫をして、『現実』を『理想』に近づけていく方法
も確かに素晴らしいのですが、
悲しいかな。
「原因を探して、努力して改善して、理想に近づけていく」というのは
別の視点からいうと
「常に今の自分にダメ出ししている状態」でもあります。
「今の自分じゃダメだ、だから、原因を探して改善しなくちゃいけない！」
そうやって常に
「自分のダメなところ探し」をしている状態です。
これでは人生が苦しくなって当然です。
他人や世間の価値観で作られた
「ダメ人間」になるのが怖くて、
ああならないようにと
「自分にダメ出し」を、し続けているのですから。
だからもし
この世の中の正攻法である
１、努力や工夫をして『現実』を『理想』に近づけていく方法
を使って
それでも問題が解決せずに苦しいときは。
もうそろそろ
２、『理想』を『現実』に寄せていく（『理想』を修正する）
という視点を持つ時が来ているのかもしれませんよ。
つまり、
「これでよかったんだ」
「これが幸せだったんだ」
「がんばらなくていい」
「ま、いっか」
「こういうこともあるよね」
と、今の自分を受け入れることです。
言い換えると、
あなたが思っている
あの「ダメ人間」になってしまう恐怖を
いよいよ受け入れる時なのかもしれませんね。
【２】の方法「具体的にどうしたらいいの？」
それを学ぶのが
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