静岡県の漁村に暮らす心屋塾認定講師 いがぐりこ、こと、栗林あやです。

 

ああ〜〜

 

あったなぁ。あったなぁ。

 

わたしもあったなあ。

 

 

 

子供が虫歯になることが、めちゃくちゃこわかった。

 

虫歯を作ったら母親失格!!!

 

そう思っていた。

 

 

だから、海外からフッ素ジェルを取り寄せて

 

子供の乳歯にこまめに塗ったり、

 

お箸の共用や、回し飲みを避けて

 

虫歯菌の感染を防ぐこともしたし、

 

砂糖を取り過ぎないように飴やガムを禁止した。

 

嫌がる子供を無理やり押さえつけて、

 

歯磨きもした。

 

 

 

やれることはやった。

 

それでも小学生になった3人の子供たちには

 

虫歯ができてしまったなぁ。

 

(すべて歯医者で治療済み。)

 


 

 

 

まあ、冷静に考えると、

 

もし、虫歯で母親失格の烙印が押されるのなら、

 

昭和時代の母親のほとんどが、「母親失格」よね。

 

 

1980年代の子供は、「ほとんど全員虫歯」だったらしいから。

 

 

 

 

 

虫歯で母親失格なら、

 

昭和時代の母親のほとんどが「母親失格」だし、

 

失格の母親に育てられた

 

1980年前後に子供だったほとんどの日本人は、

 

人間失格になっちゃうよね。(笑)

 

 

 

わたしも、1980年生まれ。

 

虫歯の多い子どもだった。

 

 

昔の歯医者の治療は、痛かったし、怖かった。

 

薄暗い診察台に乗せられて

 

黄色のライトを当てられる。

 

 

怖くて怖くてたまらなかった。

 

そのうち、学校からもらう黄色い紙(学校の歯科検診の「要治療」の紙)も、放置するようになった。

 

 

大人になって、歯医者に行って

 

歯科医師に

 

「なんで子供の頃矯正しておかなかったの!

 

あー。こりゃいまからじゃ無理だね。」って言われた。

 

 

 

「なんでお母さん、あの時私を歯医者に連れて行ってくれなかったの?!」

 

「親としての務めでしょ??」

 

「子供が嫌がったとしても、ちゃんと治療させるのが親の義務でしょ?」

 

「そもそも、なんで歯磨きしてくれなかったの?」

 

「ネグレクトでしょ!」

 

 

大人になった私は、まあ、親を恨んだよね。

 

 

 

でも今、この令和の時代になって。

 

ネットで検索したら

 

当時1980年代の子供たちは

 

「ほとんど全員虫歯」だったんだね。

 

 

つまり、ほとんど全員、

 

程度の差こそあれ

 

わたしと似たような経験をしたのかもしれない。

 

 

 

私の母親だけが異常なのかと思ってた。

 

私だけが虫歯で異常なのかと思ってた。

 

 

 

もしかしたら「虫歯」は

 

大人になりたての私にとって、

 

「親を恨むため」の手っ取り早くてちょうどいい口実だったのかもしれない。

 

 

 

もしかしたら、わたしの歯がピカピカであっても、

 

歯以外のことで、親を恨んでいたかもしれない。

 

 

「親のせいで私は不幸なのよ!」って。

 

「私は悪くないのよ!」って。

 

遅い反抗期をやりながら、

 

誰かの同情を求めていたかもしれない。

 

 

 

 

子供が虫歯になることが、めちゃくちゃこわい。

 

虫歯を作ったら母親失格!!!

 

 

それは、もしかしたら。

 

あの頃の「失格の母親」に育たれた、

 

1980年代前後に子供だったママだけが持っている、

 

時代特有の「負の価値観」なのかもしれない。

 

 

 

 

虫歯を作ったら母親失格!!!

 

そんな恐怖を持っているママは、

 

もしかしたら、1975年〜1985年生まれくらいのママさんじゃありませんか?

 

 

・・・なんてねウインク音譜

 

 

 

もう令和だし。

 

その価値観は、手放しても大丈夫。

 

やるだけやってダメなら、歯医者さんに行きましょう。

 

 

ぐずる子供を連れて歯医者に連れて行けたなら、

 

もうそれだけで130点満点。

 

 

母親失格とか、もう今の時代、関係ないから。

 

 

 

 

しまじろうの歯磨きミラーにもお世話になったなぁ。

 

 

 

 

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