静岡県の漁村に暮らす心屋塾認定講師
いがぐりこ、こと、栗林あやです。
人間の脳には「自動運転」の機能が備わっています。
歩いたり、歯を磨いたり、腕を組んだり、テレビを見ながらテーブルの上にあるお菓子をつまんだり、用もないのにスマホをいじったり。
これらの何気なくやっている行動は「自動運転」の状態でやっています。
自動運転って便利です。
いちいち考えることにエネルギーを費やさなくていいからね。
身の回りの技術の進歩も同じだね。
トイレに入ると、自動で便座の蓋が開いて、
用を足したあと、立つと水が流れて、また蓋が閉まる。
洗面台の蛇口に手をかざすと、自動で水が流れる。
手を洗って、手を引っ込めると、水が止まる。
めちゃ便利です。
いちいち考えることにエネルギーを費やさなくていいからね。
さて。
これは心のことも同じです。
わたしたちは、五感で何らかの情報をキャッチすると、そこに感情が生まれます。
心が自動で「反応」するのです。
これが、自分で期待している理想通りの「反応」ならいいのですが、
時々「望み通りの反応」以外の反応が起きて、苦しむ場合があります。
優しくされると嬉しいはずなのに、怖くなって逃げ出してしまう。
大きな声で話しかけられると、萎縮して声が出せなくなる。
人前に出ると、うまくやりたいのに緊張して体が固まってしまう。
「自動運転」は便利で良いのですが、
そのプログラムがおかしなことに条件づけられていたり、バグを起こしていると、
「好ましくない反応」のままで、「自動運転」が次々と実行されてしまいます。
先日、ある商業施設の洗面台で
手を洗ったあとお化粧直ししようとしたら、
化粧ポーチを洗面器に落としちゃったんですよ。
そしたら案の定、自動で水の出るセンサーが反応してしまい、
水がジャーーーーーーッ!と出て
ポーチがびしょ濡れになってしまいました・・・
(;´д`)トホホ…。
自動運転も、シチュエーションによって、自動では困ることがあるのです。
そんなときは、「手動」の出番です。
「手動」で望ましい反応に切り替えるのです。
わたしたち心屋のカウンセリングでは、
相談者さんが「問題」を感じてやってきた時、
この「望まない自動運転のプログラム」を「手動」に切り替えてもらうことをしています。
そのパターンはいつから繰り返していますか?
それはつまり「その自動運転にいつから悩んでいますか?」ってことです。
誰かの言葉を、ネガティブに受け取る癖だったり、
誰かからの愛を、怖くて踏みにじったり逃げ出してしまう癖だったり。
そのパターンはいつから繰り返していますか?
そこに、自動運転のプログラムの「バグ」がどこにあるか?のヒントが隠されています。
どこでバグっているから「望まない自動運転のプログラム」になっているのか?を探るのです。
そのバグをを見つけて修正するのが、心屋リセットカウンセリングです。
心屋では、そのバグのことを「思い込み」って言いますね。
思い込みを解いて、自動運転を一旦「手動」に切り替えることで、
「好ましい自動運転のプログラム」に書き換えることができます。
だから、カウンセリングでは、
「思い込み」を解くために、自動運転されている「反応」を一旦「止めて」みるのです。
「自動から手動」に切り替えてみるのです。
「反応を止める目的」っていうのは、
「心が反応するのを我慢しましょう」という意味ではなく、
「望まない自動運転のプログラム」で動いてしまって苦しいのだから、
リセットカウンセリングを使って
自動操縦をやめて「手動」に切り替えてみましょう、っていう意味です。
「望まない自動運転のプログラム」のことを、
ここ↓では「ココロの自動翻訳機能」とも表現されてました。
この「ココロの自動翻訳機能」を、一旦OFFにするってこと。
現実は選べるのです。
あなたは、その望まない自動運転のパターンを、いつから繰り返していますか?
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