めずらしく、私の起業感の話。
起業して、ある程度までは「誰でもできる仕事」に紛れる事で、「誰でもいいなら私でもいいでしょ?」って売り出していく時期が必要だと思う。
「誰でもできる仕事ができる人のうちの1人」として、仕事をそつなくこなしたり、ちょっと人より丁寧だったり、他よりもちょっとスピードが早かったり。
「誰でもできる仕事ができる人のうちの1人」として「ちょっと目立つ」。
そういうのを目指す時期も必要だと思う。
でも、ある程度やったら、そろそろ「誰でもできる仕事」そのものを手放していかなくちゃいけない。
他の人でも済むような誰でもできる仕事を、あなたがやってはいけない。
怖いけど、他の人で済む仕事なら、他の誰かに回すか手放す。
そして、誰でもいいと思ってあなたに頼んでくる人から請け負う仕事を、どこかのタイミングで断らなくちゃいけない。
たとえどんなにオイシイ仕事でも、お金になっても、名誉が手に入っても、あなた以外の他の人でもいいと思って頼んでくる人からの仕事を、きっぱりと断らないといけない時がやってくる。
ある程度になったらね。
「ある程度まで」ってどの程度までだろうね。
見極めが肝心だし、難しくもあるね。
それは個々の状況によるだろうけど、わたしは一つの判断基準として、「不満が募りだして、その仕事をしていてものれんに腕押し状態で張り合いが感じられなくなったら。」は、明らかにサインだと思う。
これは、引き寄せとかスピリチュアル的な精神論では無い。
単純に、社会的に需要がある仕事は、お金になりにくいから。
ちなみに、会社などの組織側(雇う側)は、「需要がある仕事」は儲かりやすいし事業が広がるから、誰か(あなた)に依頼するだろう。
でも、個人で起業しているなら、ここは逆なので注意が必要だ。
つい「社会的に需要があるから、お金になるんじゃないか?」と考えて「需要がある仕事は何か?」と考えてしまう。
でもそれは、ちょっと短絡的すぎる。
それは、企業側(組織側・雇う側)の話だから。
社会的に需要がある仕事は、お金になりにくい。
需要があるからスタートダッシュにはいいけど、いつかそこから抜け出さないと、個人のビジネスでは、成り立たなくなる時が来る。
「不満が募りだして、その仕事をしていても、のれんに腕押し状態。張り合いが感じられなくなった。」
明らかに、そんなサイン、でてませんか?
それは、とっとと抜け出す時ですよ。
あなた以外の人が同じことをやりだしたらすでに遅れているし、そこに紛れる時期もメリットももうとっくに終わったんじゃないですかねぇ。
「社会的に需要があるか」という視点から抜け出せるといいね。
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