ろくちゃんのブログ。
ろくちゃんとは、遠く離れているけど
ブログを読んでいたから。
この記事を見て、
胸がきゅうううっとなった。
男性が「頑張っている俺。すごいでしょ？」
アピールをして来たとき。
「あーあーあーあーあーめっちゃテニスしたら身体ガタガタや」
そんなアピールをして来たとき。
①「わぁーすごい！！ゆっくりしてね」（褒める・ねぎらうタイプ）
②「相手が疲れているなら、私は邪魔しないほうがいいんじゃないか」
「私が疲れさせちゃったのかな」「大丈夫かな」
（自己否定に向かったり、自分の行動を反省したり制限したりして、本気で相手を心配するタイプ）
③「ふう〜ん。(´･д･｀) ダッサイね。」（←ワシ笑）
もちろん、相手との関係性にもよるだろうけど、
身近なワタシが
ガチの本気で心配をしたり
相手のアピールに乗っかったら。
２人の関係性の上で、
相手はこれからも
そのアピールに現状の辻褄を合わせないといけなくなる。
つまり、
私が本気で「心配」をしたら、
今後、類似の環境になったときに、
相手は「心配」をされるようなことを
これからも起こし続けないといけなくなる。
人は自然と、期待された通りに現実を合わせようとする。
心の仕組みとしてそういうモノ。
私が本気で「心配」をしたら、
相手は「心配」をされるような現実を自然と作りだす。
これは、言い方は悪いけど、
「熱が出ちゃったんですぅ〜」と、
寝床で体温計とビューティー自撮りでアピールする
SNS女子を想像してみるとわかりやすい。
「大丈夫？頑張りすぎなんじゃない？
ちょっとは休んだほうがいいよ？お大事にね。」
寝床で体温計と
ビューティー自撮りアピールすることで、
そんなふうに誰かに心配されたり、労われたり
普段の頑張りを褒められたりすれば、
いっときは満たされるかもしれないけど、
また、それをやらないといけなくなる。
そして、これは単に「刺激」の問題だから、
2巡目はもっと強い刺激じゃないと満たされなくなる。
最初は「熱が出ちゃったんですう〜♪」だったのが
次は「貧血で倒れた」になり、
さらにその次は「救急車で運ばれた」になる。
もっと過激なことで注目を集めないと満足できなくなる。
病気が本当なら
もちろん心配だし、手当が必要だけど、
そもそもガチで苦しい時は、
「熱が出ちゃったんですぅ〜」と、
寝床で体温計とビューティー自撮りアピール（←しかもやけにカワイく写ってる）は、しない。
ってか、できないはずだ（笑）
たしかにその人からしたら、
そうせざるを得ない「心のスキマ」があるのだろう。
そうして満たさなければ
自分を保てない、なにか事情があるんだろう。
これが、自撮りアピール女子との付き合い程度ならいい。
「大丈夫？頑張りすぎなんじゃない？
ちょっとは休んだほうがいいよ？お大事にね。」
あなたのその言葉で、その人は満たされる。
満たされるから、それは優しさに見える。
でも長期的に見たら、それは優しさでは無い。
刺激に依存させて
相手をじわりじわりと破滅させているのと同じ。
だから。
自撮りアピール女子との
SNSでの付き合い程度ならいいし、
相手をおだてて円滑に付き合えればいい…
というくらいの関係性ならいいけど、
もし。本当に大事な人がそれをやってたら。
冷たいと思われても
鬼と思われても
可愛くないと思われてもいいから、
バッサリ切り捨てないといけないところだ。
深刻にに取り合うな取り合うな（笑）
取り合っちゃイカンところだ。
「お父さん、廊下で普通に歩いてるわよ」
そのくらいの冷静さで、ちょうどいい。
「ほんまダサっ」くらいで、ちょうどいい。
慣れるまで、胸がきゅううううっとなるけどね。
それは、優しさだから、仕方ない。
優しさだけど、本当の優しさじゃない。
胸がきゅううううっとなるけどね。
本気で心配すれば、さらに心配させられる現実になるだけ。
ちなみに、
私が本気で「心配」をしたら、
相手は「心配」をされるようなことを
これからも実際に、起こし続けないといけなくなる。
だとしたら。
もし、私が本気で相手を「尊敬」したり「信頼」したら・・・？？？？
どうなると思う？？？
うん。
つまりは、そういうこと。
