いがぐりこです。

 

人間関係はバランスでできています。

 

 

 

特にパートナーシップや

 

親子関係では、


互いに影響をしあってバランスを取ることで、

 

その関係の「和」を一定に保とうとしています。

 

 


わたしが「いい人」を演じれば、

 

必然的に、相手は

 

お互いの関係性の中でバランスを取るために、

 

「悪い人」の役割をやらされることになります。

 

 

 

「いい人」を演じたわたしが、

 

よかれと思って相手を助けたり

 

相手にアドバイスしたことが、

 

 

相手にとっては、

 

「バカにしてる」と受け取ったり

 

「大きなお世話だ」と鬱陶しく思ったり。

 

 

わたしが「いい人」をやればやるほど

 

相手はますます反発を起こして、

 

 

さらなる問題行動を起こしたり

 

反抗的な態度をとったり

 

あるいは、無気力になったりして

 

「悪い人」の度合いをどんどん高めていきます。

 

 

 

 

これは摩訶不思議な人間関係のしくみですが、

 

あなたにも

 

心当たりがあるんじゃないでしょうか?

 

 

 

わたしが「いい人」をやればやるほど、

 

相手は同じだけ「悪い人」になっていく。

 

 

旦那に気を使えばつかうほど、

 

旦那はやりたい放題のワンマンになっていく。

 

 

彼氏に尽くせば尽くすほど、

 

彼はフラフラしたダメンズになってゆく。

 

 

子供に手をかければかけるほど、

 

子供が無気力になって問題行動を起こす。

 

 

母親の心配をすればするほど、

 

母親はお金の無心をしてくる。

 

 

 

 

「なんで?」

 

 

 

 

そうなってはじめて

 

「あら?ちょっとおかしいな」と

 

なんとなくぼんやりと思い始めるのです。

 

 

 

でも、「いい人」をやっているうちは、

 

本人はその関係性の不自然さに

 

気づくことができません。

 

 

 

そして「いい人」を演じ続けることで

 

自分でも気づかないうちに

 

がまんをして、ストレスを溜めて

 

お腹のなかが不満でいっぱいで

 

もう、どうしようもなくなっているのです。

 

 

 

 

この「いい人を演じるクセ」は、

 

けっこう奥が深いです。

 

 

 

周りの人にとってはものすごく違和感のあることなのに、

 

本人は、育った環境の中で

 

「いい人」でいなければ生きられなかった過去があるので、

 

「いい人」をやめることは

 

すなわち「命の危機」に晒されるほどに

 

恐ろしいことなのです。

 

 

そうしなければならなかった理由が、

 

そこにはちゃんとあります。

 

 

 

ここで深く話すと長くなるので、

 

対処法のひとつをさらっと書きます。

 

 

 

 

まずは

 

自分がもし

 

その渦中にいるとわかったら、

 

まずは「いい人」をやめてみよう。

 

 

 

とは言っても

 

「いい人」をやめる、というのは

 

いきなりできることではないので(死の恐怖が湧き上がる)

 

 

まずは、

 

相手のことを「可哀想」「助けなくちゃ」と思ったら

 

その場では思ってしまってもいいから、

 

あとで我に返った時に

 

一旦、立ち止まることです。

 

 

 

相手のことを「可哀想」「助けなくちゃ」と思ったら

 

 

「ああ、あの人は、あれをやりたくてやってるんだな。」

 

「あの人は、あれが幸せなんだな。」

 

「あの人にとって、あれが自由で幸せなことなんだな。」

 

そう心から思えなくてもいいから、

 

とりあえず、口に出して

 

つぶやいてみるだけでも違います。

 

 

 

 

「ああ、あの人は、あれをやりたくてやってるんだな。」

 

「あの人は、あれが幸せなんだな。」

 

「あの人にとって、あれが自由で幸せなことなんだな。」

 

 

 

 

これは

 

受け入れられないことかもしれませんが、

 

 

あなたが「かわいそう」だと思って

 

本当に「助けたい」のは、

 

今、目の前にいる相手ではなくて、

 

過去につらい思いをした、自分自身です。

 

 

 

 

自分自身を自分で助けられなかったことを

 

今でもずっと、後悔して責めているのです。

 

 

 

つらいのは、あなた。

 

たすけてほしいのは、あなた。

 

 

 

まずは

 

「あの人は、どうやら、あれで幸せらしいゾ!?」

 

「おや?どうやら、ほっといてもいいらしいゾ?!」

 

そう、つぶやいてみることから、はじめよう。

 

 

 

わたしが「いい人」をやると、相手は「悪い人」になる。

 

そんなお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コミュニケーションや人間関係を

 

劇的に改善する、

 

心屋塾上級ワークショップ。

 

今週末東京五反田で開催します。

 

 

 

 

心屋塾上級ワークショップ

東京五反田12月7日(土)〜12月8日(日)

 

ご参加受付中です。

 

▶︎心屋塾上級ワークショップ東京五反田12月7日(土)〜12月8日(日)お申し込みはこちらをクリックしてくださいね。

 

 

 

 

現在、12名様がご参加予定です。

 

開催ギリギリまで

 

お申し込みを受け付けています。

 

 

初めての方も、

 

マスターコース卒業生も大歓迎です。

 

 

 

 

 

ご参加お待ちしています。

 

筆記用具と、2日目の昼食代(外食)をお持ちになって、ご参加ください。

 

 

 

 


  • 東京

心屋塾上級ワークショップ

東京

受付中です

日時
このワークショップは、2日間を通して行われます。

1日目 2019年12月7日(土) 13:30-19:00
2日目 2019年12月8日(日) 11:30-18:30

※2日目の昼食は外食となります。昼食代をお持ちください。
場所
東京五反田 ジャージコバセミナールーム
講師
栗林あや(いがぐりこ)
受講料
税別 73,500円(税込80,850円)
※PayPalクレジットカード決済も賜っております。
割引特典
・再受講(2回目以降)の方:税別 55,000円(税込60,500円)
・心屋塾マスターコース卒業生特典(1回限り):無料
持ち物
筆記用具、2日目の昼食代
定員
20名様

お申し込みはこちらです

※詳細はお申し込みページにてご確認ください

東京開催は、心屋認定カウンセラーとして活躍中の
植森ふみちゃん(ふーみん)と、心理カウンセラーかづぅ
アシスタントで来てくださいます。
どうぞ、お楽しみに。