昔から、朝が苦手で起きられない。

 

 

 

同居を始めて子供が生まれてからは

 

家族の目があるし、子供の幼稚園の送迎があるので

 

平日は仕方なくしんどい身体に鞭打ってムリヤリ起きているが、

 

もともと朝は苦手である。

 

 

 

気持ちよく起きれる日なんて、ごくまれにしかない。

 

 

 

だいたい

 

 

「あ〜〜今日もだるいなー。死にたいな〜。

 

なんでこんな生活してるんだろうな〜。

 

なんで気持ちよく起きれないんかな〜。

 

このまま生きるのをやめたらどうなるのかな〜。

 

このまま廃れて死んでくんだな〜。消えたいな〜。」

 

 

と思いながら起きている。(←初告白)

 

 

 

 

 

基本的に、朝は鬱々としている。

 

たぶん、体内時計が狂っている。

 

 

 

自由にしていいと言われたら、

 

きっと、昼過ぎまで寝ている。

 

 

そして、昼過ぎまで寝ているので、夜眠れずに、

 

すぐに昼夜逆転するだろう。

 

 

 

と、いうか、実際に過去、そうだった。

 

 

 

 

わたしは過去に二度、引きこもりになってる。

 

 

 

1度目は、高校生のとき。

 

2度目は、結婚して専業主婦だったとき。

 

 

 

 

どちらも守るものが無く、

 

しがらみも無く、

 

精神的には自由だった。(と思う)

 

 

 

 

 

最初は朝起きれなくて、ゴロゴロしていた。

 

 

あっという間に数日で昼夜逆転して、

 

朝8時頃寝て、

 

夕方4時頃起きる生活になった。

 

その間も、目は覚めているのに、身体が起き上がらない。

 

 

 

 

まっとうな社会生活が送れない。

 

外出もできない。

 

 

 

 

 

疲れているから横になるのに、

 

寝ても寝ても疲れが取れなくて、

 

深く眠れなくなる。

 

 

 

 

休んでるのに気力が落ちて、

 

体力も落ちて、

 

自堕落になり、

 

覇気がなくなり、

 

鬱になる。

 

 

 

 

 

疲れたから休んだのに、

 

休みまくっても、

 

余計人生に疲れる。

 

 

 

 

どちらの引きこもりも、

 

2年くらい続いた。

 

服薬もした。

 

(こうなると、昼夜逆転してるので、診療時間に出向くのもしんどかった)

 

 

 

 

めちゃダラダラ過ごしたのに、

 

それでも、スッキリはしなかった。

 

 

身体は休まったのかもしれないが、

 

精神的にはむしろ余計に苦しくなった。

 

 

 

暇で疲れていると、あれこれよからぬ妄想や

 

死に関する妄想をしてしまう。

 

 

 

 

薬の離脱症状で

 

かなり痛い目を見た。

 

やめときゃよかった。

 

 

 

 

 

だから

 

「疲れたら極限まで休め論」に関しては、

 

わたしは今もちょっと懐疑的。

 

 

 

 

たまに、他人の相談に乗る仕事の人で

 

やたらめったらなんでもかんでも、

 

「頑張りすぎだから休んだほうがいいよー」

 

と言ってる人を見かけるが、

 

 

相談に乗る側として

 

根本的な問題解決の助言をせず

 

ただ「休め」としか言わないのは、

 

ぶっちゃけ、手抜きにしか見えない。

 

 

 

 

「頑張りすぎだから休みなさい」

 

そう言うのは簡単だ。

 

 

 

 

 

 

わたしは、極限ではなく

 

適度にちょっと休むくらいが、

 

ちょうどいいと思っている。

 

 

「あー。休んだけど、もうちょっと休みたいな〜」

 

というくらいが、ベストだと思っている。

 

 

 

 

 

 

過去に二度の引きこもりで

 

疲れたから休んだけど、 極限まで休んだけど、

 

むしろ余計疲れた。

 

 

 

 

 

 

・・・

 

・・・話が逸れてしまった。

 

 

 

 

 

そんなわけで、

 

ただでさえ朝が苦手な私だが、

 

 

 

昨日と今日と明日は、

 

私の仕事が休みなのと、

 

子供が春休みで予定がないのと、

 

おばあさんが介護のショートステイに行っていて家にいないので、

 

 

例に漏れず、

 

あっという間に昼夜逆転しそうな勢いで、生活が乱れている。

 

 

姑が畑に行っていて不在なので、

 

その目を盗んで午前中も寝ていて、さっき起きた。

 

 

 

 

それでも、同居をしているので、

 

ギリ、健全な時刻にご飯を作るようには必死にしている。

 

 

 

 

この昼夜逆転は

 

仕事が始まると、また元に戻る。

 

 

 

 

 

 

そんな私が

 

この仕事を初めて6年。

 

 

この6年で、

 

朝が楽しみで、ウキウキと起きる日が増えて来た。

 

 

 

 

それは、

 

お仕事でいろんな方に会える日と、

 

出張先の素敵ホテルで、おいしい朝ごはんを食べる日。

 

 

 

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私のために運んでくれる

 

ルームサービスが心から大好きなので、

 

前の日の晩に、

 

届けて欲しい時刻とメニューをオーダーしておく。

 

 

そうすると、朝、ピンポンが鳴って、

 

ホテルマンが部屋に届けてくれる。

 

 

 

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わたしは子供の頃から、

 

朝ごはんを自分のために作ってもらったことがあまりないし、

 

今は、自分が用意する側になったので、

 

 

こうして私のためだけに

 

あたたかい朝ごはんを用意してくれて

 

しかも、片付けもしなくていい、というのは、

 

すごく贅沢でスペシャルなことに感じる。

 

 

 

ものすごくしあわせなひととき。

 

 

 

 

せっかくの時間なので

 

ゆっくりと落ち着いて朝ごはんを食べたくて、

 

 

朝食が届く時間より早く起きて

 

シャワーを浴びて、身支度をして、

 

ネットなんぞを見ながら、朝食を待つ。

 

 

 

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この日ばかりは、

 

朝のけだるさなんか吹っ飛んで、

 

ウキウキして起きる。

 

 

 

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前の日の夜は、

 

朝起きるのをたのしみにして、眠りにつく。

 

 

 

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「あ〜〜今日もだるいなー。死にたいな〜。

 

なんでこんな生活してるんだろうな〜。

 

なんで気持ちよく起きれないんかな〜。

 

このまま生きるのをやめたらどうなるのかな〜。

 

このまま廃れて死んでくんだな〜。消えたいな〜。」

 

 

 

 

過去の人生でずっとそんなふうに

 

365日、ほぼ毎日そう思って生きてきた私が、

 

この6年で、ウキウキ朝起きる日が増えて来た。

 

 

 

 

 

私の場合、きっかけは

 

『おいしい朝ごはん』『仕事でいろんな人と会えること』だった。

 

 

 

 

 

人は、なにか自分にとってのメリットや嬉しいことがあるだけで

 

こんなにも、ウキウキできる。

 

 

 

 

ウキウキするだけで、

 

無意識に私の体内時計は

 

朝、私の身体を、さわやかに目覚めさせてくれる。

 

 

 

あんなに朝が苦手で起きられなかったのに。

 

好きなものの威力って、半端ない。

 

 

 

 

 

そういう意味では

 

「人生において どれだけ自分自身にウキウキするものを用意できるか?」

 

というのは、

 

ものすごく意味のあるミッションだし、

 

 

 

ウキウキすることをやっていくことは

 

自分の人生にとって、大きなメリットであると打ち出して、

 

やってもいいよと許可して、

 

自分の無意識を納得させるようなウキウキの提案と

 

プレゼンテーションをし続ける。

 

 

 

それは

 

遠慮すべきことなんかではなく、

 

むしろ、それこそが、

 

「自分の人生の責任を取る」ということなのかもしれない。

 

 

 

と、思った。

 

 

 

 

 

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・・・・・・

 

 

 

・・・・

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

と、仕事のどさくさに紛れて、

 

素敵ホテルで豪華な朝ごはんを食べている自分を

 

全力で肯定してみる(笑)

 

 

 

 

 

 

これが、漫画喫茶で一泊過ごす・・じゃ、だめなのだ。(笑)

 

漫画喫茶も好きだけどね。

 

 

 

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