いがぐりこです。
「人の幸せが許せない人」というのが、
どこの世界にも存在します。
幸せそうな人を見て、
重箱の隅をつつくように
欠点を見つけて揚げ足を取ったり、
間違いを見つけては、
正義を振りかざして
しなくてもいい批判をしたり。。。。
客観的に見ると、
なんでそんなひどいことするの？
時間とエネルギーを使ってまでそんなことして
なんの得になるの？？
その人が幸せになることで
実際にあなた自身が何か迷惑を被ったの？
・・・と、
行動の意図に明らかなメリットが見えず
意味不明な行為なのに、
なぜか
それをすることをやめられない、
という人がいます。
こういう人って、
中には
「むしゃくしゃするから相手を傷つけてやろう！」
と悪意があって
やっている人もいるかもしれませんが、
実際はそんなことは少なく、
必ずしも本人に悪意があって
「わざと」やっているわけではないのです。
実は、これは一種の
「クセ」とか「ルーチン」とか
「スクリプト」と呼ばれるものです。
まるで、
朝起きたら
何も考えずに洗面台に行き、
腕まくりをして
水を出して腰をかがめ、
顔を洗って
タオルを取り出して顔を拭く・・・
のように、
「幸せそうな人を見つけたら、欠点を見つけて、批判する」という
毎度お決まりの手順を、
自分でプログラムした通りに
無意識に遂行しているだけなのです。
たとえば、上の洗顔の例のように、
普段の毎日の生活で
顔を洗うたびに
上の手順をいちいち意識していたら疲れちゃうので、
一連の流れを無意識で行えることは
基本的に、いいこと・必要なことでもあるのですが、
「人の幸せが許せず、欠点を見つけて批判してしまう」
というケースではどうでしょうか。
それをやって、
人生が良い方向や
快適な方向に進めばいいですが、
知らぬ間にエネルギーを消費して
不快になっていることがほとんどだと思います。
この「クセ」とか「ルーチン」とか「スクリプト」は
自分が過去に
何かのきっかけでインプットしてしまった悪いプログラムに
単に、突き動かされてしまっているだけなのです。
確かに誰だって、
自分が幸せを感じられていない時に
他人の幸せ報告や
うまくいっている様子ばかりを
立て続けに目にしたら、
自分の現状と比較して
「くそーーーっ！くやしい！あの人ばっかりずるいっ！」
って、つい、思ってしまうものです。
そんな時、
自分と同じように
うまくいかずに問題や不満を抱えている人を見ると、
なんだかホッと
安心した気持ちになることがあります。
『他人の不幸は蜜の味』
なんて言葉もあるしね。
だから、この
「くそーーーっ！くやしい！あの人ばっかりずるいっ！」と
思ってしまって
「その人の欠点をあら探ししてしまう」のは、
ある程度は、仕方のないことです。
でも、気づいたら、
その先の「批判する」という行動は
やめないといけません。
これは、「やめないといけない」のです。
やめないといけない。
幸せそうな人を見つけて、
悔しい思いをして、
あら探しをしてしまうところまでは仕方ないけど、
その人を批判するのは
いつかどこかで
やめないといけないのです。
なぜなら。
他人の幸せを批判する行動をとるたびに、
自分自身に対しても
「幸せになってはいけない」と
繰り返し禁止令をかけるからです。
他人の自由を批判するたびに
自分自身に対して、
「私は自由になってはいけない」と
呪いをかけているのと同じです。
これを、続けていると
自分自身が苦しくなるのはもちろん、
もし、自分自身に幸せのチャンスがやってきたり、
自由に生きるチャンスを前にしたとき、
怖くなって、尻込みして
前にすすめなくなります。
自分が過去にインプットした
「幸せを批判する」という行動をとってきたことで、
自分自身にその禁止令が発動するのです。
「幸せになったら、欠点を探されて、批判される」
結果的に、自分で幸せや自由を
制限することになるのです。
この無意識のプログラムをやめるには。
幸せそうな人を見つけて、
悔しい思いをして、
あら探しをしてしまうところまでは仕方ないけど、
その人を批判しようと
行動に移そうとしたときに、
気づいて、やめる。
これしかないです。
え？（＾ω＾）？？
なんでそんなこと分かるかって？？？
私自身が昔、2ちゃんねるで
ママタレントを叩いてたからです（爆）
叩けばたたくほど、
自分が苦しくなっていたからです。
当時の話↓
いま思うと当たり前だ。
人を叩くことで、
自分に禁止令の呪いをかけていたんだから。
それをやめてから、人生が楽になったよ。(^-^)
ID:@lcg2911y