今日は、婆さん(旦那の祖母90歳)に
泣かされた1日だった。
午前中、なんだか疲れていたので
離れの自室で寝ていた。
正午のチャイムが鳴って、
「お昼ご飯の支度をしなくちゃ」と母屋に戻ったら、
婆さんが
「あれよッ!(←あらまあ!)
お母さん(←私)、居ただかねッ!
誰ンれも居ないかと思ったよッ!」
と言った。
ボケてるので、
何度も何度も何度も何度も何度も言う。
「あれよッ!お母さん居ただかねッ!」
「わたしゃ、誰ンれも居ないかと思ったよッ!」
「あんた、居ただかね!」
「あれ!ひょっこりお母さんが出てきた!」
不在の姑のイヤミを愚痴愚痴クチグチグチグチ
しつこく言う。
「あの人(←姑)は育ちが悪い。
親の育て方がおかしいだよ。
また家のことほったらかしで、どこかへ逃げた!」
「逃げた」って・・・(;´Д`)
人聞きの悪い・・・
姑は、ガンの経過観察で、病院に行ったんだよ・・・
さっきも言ったのに・・・
「あの家はおかしい。親の育て方が悪かっただよ。」
「また家のことほったらかしで、どこかへ逃げた。」
「あのお母さんは(←姑)、おぞい(←悪い)家の出だ。」
何度も何度も言う。
昨夜も。
私が、三女の寝かしつけのために、離れの寝室に居て、
三女が寝たのを見計らって母屋に戻ったら、
長女が宿題をやってる横で
婆さんが
「あれよッ!お母さん居ただかねッ!」
「この子(←長女)一人で、
誰ンれも居ないで!ワシゃここに居た!」と。
何度も何度も言った。
「この子一人で、誰ンれも居ない!!!」
「あれよッ!お母さん居ただかねッ!」
「わたしゃ、誰ンれも居ないかと思ったよッ!」
「あれ!ひょっこりお母さんが出てきた!」
うっせーわ。
「ほっといてよ!」
ブチ切れてしまった。
婆さんは、
ただ思ってることを言っただけ。
ただ見たことを言っただけ。
知ってる。
でも、私にはイヤミに聞こえる。
「寝ていてダメ嫁。ちゃんとやらないダメ母。」
そう言われているように聞こえる。
わかりました。
誰も居ないと思ったのなら、
わたしは居なくても構わないということだ。
それなら、わたしは、おりませんので、どうぞ、ご自由に。
精一杯やっていて、
それでも、ダメ嫁と思われるなら、
婆さんの期待には答えられないので、他のもっとデキる嫁を探したらいい。
田舎で同居してくれて、
家事を完璧にこなし、
地域の付き合いにも快く出て、
婆さんの思い通りの子育てをする、
そんな立派な嫁を探してきて
うちに連れてこればいいのに。
この家に見合った嫁を連れてこればいいのに。
立派な?直系の孫に見合った嫁を連れてきたらいいのに。
ボケた婆さん。
脳梗塞で手足がうまく効かない息子と、
ガンが転移して闘病中の嫁と、
それから、40過ぎでボケーッとして何の取り柄もない孫に、
素晴らしい嫁がやってくる自信がおありなのですね。
わかりました。
どうぞ試してみてください。
そんな素晴らしい嫁が、ここにくるのか。
試してみたらいいのに。
引っ越そうかな、と、2時間くらい、本気で思った。
******
あ。
脳内の愚痴を垂れ流してるだけなので、
アドバイスや分析不要です。
結局、なんだかんだでムカつきながら、
婆さんの昼ご飯を、泣きながら用意した。
婆さんは私を責めてるわけじゃなくて、
思ったことをただ垂れ流してるだけだから。
わかってる。
そういう意味で、
脳内の愚痴をただ垂れ流してるだけの私は、
婆さんと同類なのだ。
午後になって。
あんなにブチ切れたのに、
婆さんはまた、
「あれっ!お母さん居たっけか?」
と屈託ない口調で言ったーー!!!!!!
(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)
ボケ婆さんめーーーーー!
ボケすぎてて笑えてきた。。。・゚・(ノωヽ)・゚・ぐーーーーーー
そして夕方、
病院から帰ってきて
しばらくたった姑に、
婆さんが
「あれよッ!お母さん居ただかねッ!」
「この家は誰ンれも居ないっ!」
と言った。
姑はすかさず、
「みんな居るよっ!おばあさん、何を言ってるのっ!さっさと寝なさい!!!」
と、婆さんに言い返した。
婆さんは、何かをぶつくさ言いながら、
自分の部屋に戻っていった。
さすがだ。( ゚∀゚; )
重ねてきた同居の年数が違う。(⌒-⌒; )
今日の夕暮れ。
昨日とは違う空の色。
今日はたくさんイライラしちゃったなぁ。。(;´Д`)
あーやだやだ。
イライラしちゃって、やだやだ。
でも、そんな自分も許す。
許す。許す。許す。
おわり。